とあるサイトの管理人さんと、秋葉原でお会いしてきました。
去年にも一度会ったことあるのですが、その時は数人の中の一人だったこともあり、
あまり面と向かって話できなかったんですよ。それが今回は1対1。
僕は人と話すのがあまり得意じゃないので、慣れない人と会う時はいつも
「どうしよー! 何話していいかわかんないー!」と、内心オドオドしてしまうんですね。
その日も最初はとらのあなやアニメイト、みやげもの屋などをぶらぶらしていたのですが、
そういう人見知りな性格もあって、ちょっとぎこちない時もあったんですよ。
ところが。休憩がてらリナカフェに入って、
他愛ない話を続けてるうちに声優の話になりまして。
そこからもう…彼、話す話す。
それまでにはマジメな話もいろいろしたはずなんですが、
こんなサイトをいつも見てくれてるだけあって、
オタ分野で一家言の一つや二つは持ってるものですね。
上手くつつけばいろいろ出てくるものです。
そんな話で盛り上がるうちに、いつしか僕も緊張は完全に解け、
「田村ゆかりのライブでも一緒に行こうぜ!」なんて、
最後はそんなことを言ったような気がします。
と、これだけなら、ただのオタ同士の戯言なんですが、
この時、自分にとってもすごく嬉しいことを言われたんですよ。
それは、カフェから出る時にふと言われた一言。
「まさかこんなことを、ここまで話すとは思ってなかった」
僕はそんなに話ができるほうじゃないし、人と話す時の大半は聞き手に回るのですが、
聞き手には、相手が喜んで話すようなことを上手く話させるという役目があります。
自分のリードかどうかはわかりませんが、それでも、面白い話をできるような状態を作り、
人の意外な面を引き出し、面白い話ができた。
その話を僕も聞いてて楽しかったし、すごくいい時間を過ごせた。
それが自分にとっても、すごく嬉しかったんです。
彼からは、もっと面白い話が引き出せる。もっと面白いことができる。
そんな予感を覚えた帰り道。
もっと人の面白い部分を引き出せるような自分でいたいと強く思った。