横浜アリーナでの田村ゆかりのライブにこそっと行って来ました。
過去5回も行ってるので、今さら不安もないのですが、今までは友人にチケットを取ってもらい、友人と一緒に行ってたんですよ。つまり、王国民のエスコートのもとで謁見させてもらってたわけじゃないですか。それが今回は、自分でチケット取って一人で行ったんですよ。 いや…何回見ても圧倒されますよ、あの「ももいろ軍団」には。
そんな事情もあり、今回は甲子園球場に向かう阪神以外のファンのように、こそっと行ってさっと帰ってきました。一人で行くライブって、友人と行く時と違い、テンションもどこか上がらないんですよ。
一曲目のイントロが流れるまでは。
オープニング〜「You＆Me」「100 CARAT HEART」「恋せよ女の子」
盛大にステージから火花が飛ぶ中、中央から飛び出すようにゆかりん登場。ノリのいいエレクトロサウンドに、会場も1曲目からヒートアップ。前回歌わなかった「恋せよ女の子」を歌ってくれたのも嬉しいですね。「Go!Go! Let's Go!」の掛け声はやっぱり盛り上がります。MCでは遠くから来た人チェック。ヨーロッパがどこかわからないという天然ぶりを見せてくれました。
「虹色バルーン」「バンビーノバンビーナ」「ラブサイン」〜桃色男爵（バックバンド）紹介〜「星降る夢で逢いましょう」（アコースティック）
「虹色バルーン」ではパラソルを使ったダンスも披露。桃色男爵紹介の後は、バラの花をまとったドレスで登場。最近髪を切ったゆかりん。もともと長いせいか髪を切っても気付いてくれないのに、前髪に失敗した時だけ気付かれるんだとか。そんな男性陣にゆかりんも「男子はデリカシーがない！」「失敗してもTwitterで書かないように！」。
「My wish My love」「Luminous Party」〜桃色メイツ（バックダンサー）紹介〜「満月のセンシビリティー」「永遠」「Sand Mark」「星屑スパイラル」
大人っぽい曲が続く中、「Sand Mark」ではマイクスタンドを使って歌う姿も。「リリカルなのは」の劇場版のED曲「My wish My love」も一足早くライブで披露。リリカルなのはの映画をゆかりんも一足先に見たそうで、大画面で自分の曲が流れるとドキドキする、とのこと。会場でも「ぜひ見て下さい！ 幼女の裸体を」と、しっかりアピールしてました。
「ラムのラブソング」（懐かしのアニソンコーナー）「お気に召すまま」
会場ごとに変わる、懐かしのアニソンを歌うコーナー。横浜では何と「ラムのラブソング」。赤いネクタイに青い服、赤のチェックのスカートというスクールガール風の衣装や、片足を軽快に上げるダンスも可愛いですが、「♪好きよ 好きよ 好きよ…」と繰り返すゆかりんが最高に可愛いです。ゆかりんが「好きよ」と言う後にファンからも「ゆかり！」という声がしきりに続いてました。
〜VTR〜「チェルシーガール」「恋するラズベリー」
VTRは、逃げたゆかり姫とねこ達の追いかけっこ。途中でゆかりんの衣装が変わるのですが、園児風の黄色い帽子にスモッグ姿での登場には、会場からも「おおっ！」という太い声が。VTRが終わると、ステージの真後ろから登場。可愛らしい曲の後は、恒例の「めろめろステッキ」のコーナー。会場やバックバンドはもちろん、関係者席やカメラマンに向かっても「めろ〜ん！」とするゆかりん。流石です。
「Honey Moon」「fancy baby doll」「惑星のランデブー」「Cherry Kiss」「Super Special Smiling Shy girl」
やっぱりゆかりんも「世界一可愛いよ〜！」って言われたいんでしょうね。ライブでは「fancy baby doll」は絶対外しません。「惑星のランデブー」の「so let's jump！」の後の会場一体となったジャンプでも盛り上がりましたが、「Super Special Smiling Shy girl」の「だいすき」という歌詞の後に、会場から上がる「大好きゆかり〜！」という掛け声も印象的でした。
アンコール〜「星空のSpica」「Tiny rainbow」「パピィラヴ」
ツアーTシャツに赤いスカートで登場。MCでは「B型H系」の主題歌とEDを担当することを披露。名古屋ではアンコール後のMCで華麗にバック中をきめ、雑誌の記者にも聞かれたほどのゆかりんですが、横浜ではキャット空中3回転を決めてました（すげー運動神経だ！） 着ぐるみのねこはブリッジができなくて左肩を痛めたのにね！（注：真偽のほどは知りません）
ダブルアンコール〜「You＆Me」
ラストではm.o.v.eのmotsuさんが登場！ ゆかりんとmotsuの掛け合いが生で見れるとは思いませんでした！ 歌が終わると、横浜アリーナを30分かけてゆっくりと一周し、終始ファンに手を振り、女性ファンの握手にも丁寧に応じてました。そんな姿にゆかりんのファンを想う気持ちを見た気がします（単に人員整理上、一斉に帰らせたくなかっただけかも知れませんが）。
ファンの間からあがる三本締め
いつも思うんですが…コレ、誰が号令かけてるんでしょうね。
いやあ…今回も面白かった！！
感動的なライブ。歌に圧倒されるライブ。僕も数々のライブに行きましたが、ライブを心から「面白い！」と感じるのは、田村ゆかりだけですね。歌はもちろんのこと、歌う時のファンとの一体感や独特のゆるいMC。ライブ中の面白い演出やツアーグッズなど、それら全部含めて田村ゆかりのパフォーマンスなんですよ。しかもそれらが全て想像以上。ここまでファンを楽しませることに尽くされたライブを、田村ゆかり以外に、僕は知りません。
ゆかり王国の「姫」と称される田村ゆかり。次はどんなパフォーマンスで国民を楽しませてくれるのか。
ツアーは今日で終わったはずなのに、次のライブが今から楽しみで仕方ありません。
