三連休を利用して青森まで行って来ました。
さすがは冬の青森。電車から一歩外に出れば、そこはもう「上野発の夜行列車降りたときからァ〜！」とド演歌の世界。寒いという言葉を通り越して、もはやシビれるような寒さです。その目的はJR全線乗りつぶしなんですが、今回は電車だけでなく、知る人ぞ知る、隠れた名物ラーメンを食べてみたかったんですよ。
その名も、味噌カレー牛乳ラーメン。
味噌もカレーも牛乳もラーメンも好きですけど…一緒にするのはどうかって感じですよね。このごちゃ混ぜ加減はネコミミツンデレドジっ娘メイドとでも言えばいいでしょうか。ここをご覧の皆さんのことですから、ネコミミもツンデレもドジっ娘もメイドも当然大好きですよね？！ でもいくら好きでも、全部一緒になったネコミミツンデレドジっ娘メイドはちょっとシツコイ…って思うじゃないですか。それと同じようなものですが、そこはブロガーの悲しい性。これはぜひ話のネタに一度食べねばと思いまして。青森まで出かけたわけですよ。
というわけで着きました。青森駅から徒歩10分。その名も「味の札幌・大西」
青森なのに「味の札幌」というネーミングも気になるところですが、中はそれなりにお客さんも多いようです。とりあえず中に入り「味噌カレー牛乳ラーメン」を高々に注文。待つこと数分、噂のブツが目の前に現れました。
じゃーん！ これが青森のご当地名物・味噌カレー牛乳ラーメンの全貌です！
カレーが入ってるせいか、スープは少し黄色っぽい感じがしますが、唐辛子も軽く入ってます。その上にわかめ、もやし、チャーシュー、メンマ、それにバターがトッピング。見た目はそう悪そうではないですが、とりあえず一口食べてみました。
…あ、これ、意外とイケる！！
最初は単なるカレー味だと思ったんですが、ミルクが入ってるせいで辛さがあまり尾を引かないんですよ。さらにもう一口食べると、今度は味噌の風味がカレーに絡んでくる。カレーがベースなんですけど、食べるたびにミルクや味噌がカレーの味を引き立たせて、微妙に一口一口の味が違うんですよ。今までに食べたどの味のラーメンとも違う、初めて感じる味でした。
でも、味は悪くない、それどころかむしろ美味しいです。僕もあっという間に完食しました。
それにピリッとした辛さがあるので、体もすごく暖まります。値段も780円と非常にリーズナブルな上、ボリュームもかなりのもの。それに何と言ってもここでしか味わえない独特の美味しさがあります。皆さんも青森に行ったときは、ぜひ食べてみてください。カレーの辛さ、ミルクのまろやかさ、味噌の香ばしさが口の中で微妙なハーモニーを奏でる最高の一品。いろんな魅力を一度に楽しめるその様は、これぞまさに、
