先日はブログで「まりあ†ほりっく」について書きました。
そこでも触れましたけど、この曲のEDは何と往年のYMOの名曲
「君に、胸キュン。」のカバーなんですよ。
別に取り立ててYMOが好きだったわけではないんですけど、
幼少の頃からそれなりに聞いたことのある曲。
それを突然耳にすると「おおっ!」と体が反応してしまうんですよ。
でも…はっきり言わせてもらうと、
僕は声優が往年の名曲をカバーするのは嫌いです。
声優が歌うこと自体は僕も反対しませんし、
曲だってすごく好きでよく聞いてるんですよ。
でも、それがカバーソングとなると、ちょっと話は別。
全くの別の曲だと割り切れればいいんですけど、
元の曲を知ってるだけに、どうしてもオリジナルと比較してしまうんですよ。
カバーでもある程度評価できるほどの出来であればいいんですけど、
オリジナルの良さも出てないし、カバーも中途半端なカバーソングって、
聞いてて少しイラッとしてしまうんですよね。
「カバーするんやったら、お前らもっとちゃんと歌わんかい!」
と、思い入れがあればなおさらそんなことを思ってしまいます。
そもそも、オリジナルを超えたと思えるカバーソングって
あまり思い浮かばないですね。
僕が個人的に大好きな槇原敬之もカバーアルバムを2枚出してますけど、
それでも他のアルバムに比べると、聞く回数はずっと少ないです。
槇原敬之のような才能をもってしても、オリジナルを超えられないのに、
ましてそこらの声優いわんや。
まあ…「君に、胸キュン。」自体がリンク先にもあるように
かなり異色の「ひねくれソング」ですので、
どうアレンジされてもアリといえばアリなんですけど、
それでも…うーん。やっぱり好きになれないです。
「まりあ†ほりっく」のEDが「君に、胸キュン」であることの意義〜ひねくれソングとひねくれボーイ&ガール〜 - たまごまごごはん
実際にアニメを見るであろう30前後世代の好みを
鋭く突いた選曲である点は、評価できるのですけどね…。
とにかく、往年の名曲を声優が安易にカバーとして歌い、
アニソンやキャラソンとして量産される傾向は
好きになれません。
僕も考え方がお年寄りに近づいてるのでしょうか…。
TVアニメ「まりあ†ほりっく」エンディングテーマ「君に、胸キュン。」
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