行って来ました。槇原敬之コンサートツアー2017「Believer」in 東京国際フォーラム！
ひえ〜！ で、出たあ〜！！
いきなり強烈なインパクトの写真から始めてしまいましたが、実は僕、デビュー当時からの槇原さんのファンで、コンサートにもここ数年毎回行ってるんですよ。今回は昨年リリースしたアルバム「Believer」を引っ提げてのコンサートということで、僕もずっと前からこの日を楽しみにしてました！
アルバム「Believer」に込めたメッセージ
アーティストの中でもMCが多い槇原さん。今回もお客さんを巻き込みながらのトークを披露してましたが、その中でもアルバムの「Believer」というタイトルに込めた想いを話す槇原さんが印象的でした。「信じる」と言うと希望にあふれた感じをもつかも知れませんが、実はそうではなく、人の心にもつ「恐れ」がベースになってるそうで。仏教系の保育園に行っていたという槇原さん。その時に見た地獄絵図の絵がものすごく怖かったそうなんですね。でも人を傷つけたり騙したりすると恐ろしいことがあると思うからこそ、正しいことや美しいことに心から感動できる。心の中の「恐れ」と向き合うことで、本当に信じられるものと向き合えるんだという意味を込めてこのタイトルにしたそうです。
とはいえ、重い雰囲気にさせないのが槇原さんのトーク。保育園の組の名前もお釈迦様にあやかって「アショカ組」「スジャータ組」なんてのもあったとか。スジャータってお釈迦様にミルクがゆを供養した娘の名前なんですよ、なんてミニ知識を披露しながら、スジャータのCMソングを歌ったりしてました。
バックバンド、演出、衣装。曲以外も見どころいろいろ
MCや曲以外にも見どころの多い槇原さんのコンサート。槇原さんの衣装も凝っていて、今回もアフリカンパテックという生地を使ったBEAMS特製のスーツだそうです。そんな今回の衣装のテーマは何と「パンク」。デビューアルバムから「UNDERWEAR」までが第1章。「Such a Lovely Place」から「Lovable People」までを第2章と位置付けた槇原さん。「Believer」からは、今までのものを一度壊して新しいものを作っていきたいという意気込みを表したそうです。曲もただ歌うだけでなく、バックで演奏してるメンバーも本当に楽しそうですし、タオルを使ってこぶしを突き上げる曲もあり、書き込みが荒れていく映像を使った演出もあり。演出もさることながら、ファンもメンバーもひとつになれるライブでしたね。
ちなみに、大の犬好きで犬をいっぱい飼ってる槇原さん。何と槇原さんのペットをキャラにしたアニメができたらしく。関西ローカルでの放送なのですが、僕もこれは一度見てみたいです。
マキハラ、華麗なダンス（？）をライブで披露？？
自らの曲だけでなく、自分以外のアーティストに曲を提供することも増えたという槇原さん。提供した曲は全部で14曲だそうで、本人曰く「まだまだルーキーですよ。48にもなってルーキーという言葉を使うのもなんですが」。今回はそんな曲をセルフカバーとして歌ってみようという槇原さん。「今日は雨ですが、雨でも楽しめるような曲を」という一言で始まった曲は、まさかの「イカ大王体操第2」。NHK「LIFE!」にて塚地さん扮するイカ大王の曲を、まさかコンサートで披露するとは…。もちろん槇原さんもイカ大王の華麗なダンスを披露。パーカッションの方が白い棒を振り回したり、キーボードの方がゆらゆらとした仕草を見せたり、ファンもメンバーもノリノリになれた時間でした。
その他、今回のコンサートはアルバム「Believer」を引っ提げてのツアーですが、昔からのファンには懐かしい曲や、思わず目頭が熱くなる名曲も数多く披露してました。特に「PENGUIN」なんて、生で聞けると思ってなかっただけにイントロが流れただけで感激でしたね。そして今回の槇原さん弾き語り曲は「Anywhere」。やっぱりピアノひとつで歌う槇原さんは本当に格好いいです。
いやあ…やっぱりマッキーのコンサート楽しいわ！
今回のコンサートは今までより曲もちょっと少なめに感じましたが、それでもファンと一緒に盛り上がれる曲あり、座ってじっと聞かせる曲あり。MCでは観客との掛け合いもあり、時間を感じさせないほど楽しかったです。「どこから来たか」というお決まりの質問に「さいたま！」「松戸市！」と元気よく近場をこたえるのも東京のコンサート恒例。次のライブも、ぜひ槇原さんとバックバンドのメンバー、会場のファンと一緒になって楽しみたいですね。
マッキー、長いことあんたのファンでホントに良かったで！
〜セットリスト(5/13 東京)〜
The Future Attraction ／ 一歩一会 ／ Souvenir〜思い出〜 ／ 遠く遠く
運命の人 ／ MILK ／ Anywhere ／ イカ大王体操第2 ／ テレビでも見ようよ
PENGUIN ／ You are what you eat. ／ 不器用な青春時代 ／ 信じようが信じまいが
理由 〜メンバー紹介 ／ 超えろ。 ／ もしも
〜アンコール
僕の今いる夜は ／ どんなときも。
