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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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子どもが大人になっても、育った町が愛される町であるために。

愛媛県新居浜市の市政だよりを見ていました。

市政だより「にいはま」令和2年(2020年)9月号  ー新居浜市ホームページ


市政だよりの最後のページに、新居浜で活躍する「新居浜人」を紹介するコーナーがあり、9月号で紹介されてるのは、地域情報サイト「新居浜BuzzSpot!」の代表。町のグルメやイベント情報、市役所からのお知らせ、自治会役員レポなど、新居浜のあらゆる情報を伝えるポータルの運営だけでなく、最近ではバーチャルレポーター「新居めぐり」も大活躍。愛媛新居浜のご当地Vtuberとして、各地のVtuberとコラボしたり、活動の幅を広げているんですね。


その代表の方の紹介記事を見てますと、代表の方が情報発信を始めたきっかけは、実はご自身の長男が1歳になったことらしく。

地元で親しまれている店はまだあるのか、太鼓祭りは今のようににぎやかだろうか―。

わが子が大人になっても、活気に満ちた愛せる町であってほしい。

そんな思いに突き動かされ、平成30年秋に団体を発足。


この文章に、すごく胸に響くものを感じました。


よく通ったあの店、いつも見たあの景色、心動かされたあのお祭り……。変わっていくもの、変わらずにいるものを選択しながら、町は休むことなく回っていく。今この町で育っていく子どもと、すでにこの町で育ってきた大人とは、見る景色は違っても、同じように愛される場所であってほしい。その想いは、住む人から住む人へ、ずっと続いてほしいし、そのために大人の僕らができることって、きっとあると思うんですね。


これからを担っていくのは、地元で育つ若い人たち。町で元気よく遊んでる子が、大人になっても、育った町を誇れるようにするのは大人の責任です。たとえ育った町を離れることになったとしても、地元を愛する想いがあるのとないのとでは全然違います。だからこそ、子どもが大人になった時に、活気のある町を残しておきたい。その想いは、自治体の職員や町の役員だけでなく、そこで暮らす方々にとっても、すごく大切なことだと感じたんですよ。


そのためには、街の情報を楽しく発信するのもそのひとつ。どの店のこれが美味しい。どの店のこれが便利。うちの町のこんなところが素晴らしい。などなど。内容はささやかであったとしても、街に住む人が利用したくなるような、街の外にいる人が行ってみたくなるような、そんな発信をすることで、街に人の流れを生み、内外に「ファン」をつくっていく。この先どうなるかは誰にもわかりません。まして来訪を呼びかけることすらしにくい事態になることなんて、考えもしませんでした。それでも、街から活気を消してしまわないために、そういった発信を今こそ続けていくしかないと思います。


記事によると、1人で始めた活動も今は10人ほどのメンバーがいるそうで。新居めぐりも、今や地域を問わず多くのファンがいる存在ですし、代表の方のモットーとして挙げられたように、愛媛県新居浜市が日本一アツい街になるよう、僕も皆さんの活躍に注目しています。