この記事、会社で肩身の狭いお父さんには見せられない内容ですよ。
ゆるキャラの華やかなブームの陰で、不人気キャラは人間並みに悲哀や波乱に満ちた道を歩んでるようで。そんなゆるキャラのアングラな部分に踏み込んだ記事が上の記事なんですが、取り上げられてるキャラがまた凄い。ゆるキャラグランプリ865体中863位、大阪府立花の文化園の「フルル」。下から二番目の「浜寺ローズちゃん」。そして865体中865位、堂々最下位の堺市都市緑化センターの「ポピアン」。
僕もかねてから「ゆるキャラ不毛の地」と大阪を称してましたが、その言葉に偽りなし。それを裏付ける結果となりましたね。しかも、この最下位3人、この結果を利用してトリオを結成したそうで。その名も「ビリキャラ同盟」。
学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げても、ビリのゆるキャラが1年でランキングを40位上げることはないと思うなあ…。
しかも、さらに悲しいことになったのが865体中863位のフルル。同じ鳥キャラである「もずやん」へキャラの一本化を進めるという方針により、フルルは「卒園」に追い込まれたようで。その状況に園の担当者も「これからも活動の場を作りつつ『第二の人生』につなげていければ」とコメントしてるそうで。
それ…もう完全にリストラですやん。
そんな中、大阪の広報担当副知事でもある「もずやん」は何をしてるかと言うと、酉年にちなんで写真撮影会を開いたそうで。
写真では華やかに記念写真に応じてますが、もずやんも現状は厳しいようで。「とり年に頑張らなければいつ頑張るんだ」と担当者に発破をかけられる始末。さらに大阪府の松井知事も「今年度末にどういう結果を出しているか。本人次第」と続投について明言を避けたそうで。
だからそれ…もう完全にリストラの一歩手前ですやん。
どこまでも絶望的な大阪のゆるキャラ事情。華やかに見えるキャラの陰では、こんな人間顔負けの暗澹たる世界があるんですね。きっと今日もゆるキャラや萌えキャラたちが笑顔を振りまくストリートの裏で、
カイジのようなブラックな世界が繰り広げられてるのかも知れません。
