連休を利用して、関東の最東端のローカル列車、銚子電気鉄道に乗ってきました!
(鉄道むすめ、外川つくしのバースディ記念きっぷ。といっても5月ですが…)
銚子電鉄と言えば、千葉県の東端、銚子市を走る小さなローカル線。鉄道収入よりも「ぬれ煎餅」の方が利益を上げていることでも有名ですが、他にも「銚子にUFOを呼ぼう!」なる企画があったり、ネーミングライツを利用して「髪毛黒生(かみのけくろはえ)」駅ができたりと、何かとネタをいろいろと提供してくれる鉄道でして。今なら「サンキューちばフリーパス」もあることですし、僕も銚子まで行って来ました。
まずは総武本線で銚子駅へ。JRのホームの端にちょこんとたたずむ銚子電鉄の乗り場へ行くと、すでに「澪つくし号」*1が停止中。車内も手書き風の駅案内があったり、地元の子どもが書いたアンケートが展示されていたり、のどかですごくいい雰囲気でした。
外川つくしのお姿もちゃんとありましたし。
こんな可愛いイラストのポスターも!*2
こんな可愛い子たちがローカル線にふたり旅なんてことは現実にはめったにないとは思いますが、ポスターと汽車旅でローカル線を応援するという、その意気や良し! 銚子のみならず全国のローカル線をぜひぜひ救ってほしいです!
そんなこんなで犬吠埼の最寄駅である犬吠駅へ。ここは売店や中井精也さんによる写真の展示場もある一番大きな駅なのですが、駅舎内を見てますと、寄贈と思われる手書きのイラストがちらほら掲示されてるんですね。上のイラストも「銚子フェスティバル2016」の記念入場券の販売に向けたものですし、他にも沿岸バス主催ツアー催行記念のイラストもありました。その他、
駅係員のドアの前にもこんなイラストがあったり。
その後は外川つくしちゃんの記念きっぷを購入し、犬吠埼の灯台を観光した後、終点の外川駅へ。当日はどうも映画の撮影があったようで、小さな駅舎にも人がいっぱい。結局ちらっと写真撮ったりしてそのまま引き返し、観音駅で名物のたい焼き買って、銚子駅に戻りました。
あらためて思いましたが、銚子電鉄って見ていてすごく面白いです。他の鉄道会社ではやらないようなこともやってくれるし、鉄道ファンでなくても楽しめる企画もあるし、何よりファンをすごく大事にしてる印象を持ちました。その姿に銚子電鉄もこたえてくれるからこそ、さらに全国から新しいファンが着いて、今もこうして銚子の街を走り続けることができてるんでしょうね。
それに、18日にはコスプレイベントもあったみたいですし。
後から調べてみたんですが、このイベント、1923年開業の銚子電鉄始まって以来の試みで、駅のホームや駅構内、仲ノ町駅の車庫、犬吠埼ホテルを舞台として撮影ができるそうです。しかも更衣室は犬吠埼ホテルの宿泊施設(だからすごく綺麗)。さらにレイヤーさんにカメラマン、イベント参加者のみが乗車できる貸し切りイベント列車も走行させるとか。まさに銚子の街がコスプレに染まる一日。これ…事前に知ってたら、僕もちょっと様子を見てみたかったですね。