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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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槇原敬之コンサートツアー2015 『Lovable People』@東京国際フォーラム

槇原敬之さんのコンサートに行って来ましたー!

  

アルバム「Lovable People」に込めた想い

今回のコンサートは2月にリリースしたアルバム「Lovable People」の曲がメイン。人間と天国の中間ぐらいから世界を見下ろして「幸せだなぁ」と感じる気持ちがアルバムのコンセプトだと語る槇原さん。中でも1曲目の「ミタテ」は完成まで3年もかかった曲だそうで。自分が幸せになりたいがための口実としての「好き」ではなく、自分がいなくなっても幸せでいてほしいという愛情を込めた曲で、コンサートでは、桜の花びらが舞うVTRをバックにしっとりと歌い上げてました。槇原さんも言ってましたが、このアルバムの曲って、最初と最後がともに一人になった心境をテーマにした曲なんですね。そんな曲順にも何かの意図を感じてしまいます。

でも、歌手生活25周年を記念して、ファンへの感謝をちょっぴり演歌風に歌い上げた「言わせて下さい」など、楽しい曲が多いアルバムだけに、手拍子あり振り付けありで最後までノリノリのコンサートでした。特に「言わせて下さい」では、演歌の花道のVTRが流れ、槇原さん本人もマツケンサンバを彷彿とさせる金ぴか衣装で登場。その後のMCでも「こういう曲をアルバムに一曲ずつ入れて、10曲ぐらいたまったところでコンサートしたい」と言う槇原さんでした。

アルバムの中では「Elderflower Cordial」が個人的には大好きなんですよ。イギリスの代表的な夏の花・エルダーフラワーをテーマに、ケルト音楽風の曲調のすごく優しい曲で、この曲のイントロが流れた時は涙出そうになりましたね。この曲をライブで聞けただけでもう…感謝感激です。

 

たぶんカットされるであろうMC?

槇原さんのコンサートは、曲もさることながら、会場のファンとの掛け合いも魅力。今回のコンサートもファンとの掛け合いに笑いが絶えませんでした。恒例の「どこから来たか」調査では、ハワイや上海など、海外から来たというファンもいた中、一番大きな声で「さいたまー!」と叫ぶ女性も。その声に槇原さんも「センスいいねー」と一言。「今日は都内から北海道、さらにハワイやドイツ、南行徳や埼玉まで本当に遠いところからありがとうございます」と、槇原さんもご満悦。

さらに、長年のコンサートの中でも今まであまり掛け声をかけたことがないと言う槇原さん。「ノッてるかーい!」「いぇーい!」みたいなノリをやってみたいという槇原さんですが、それだと面白くないので「ノッてますかー?」「はいっ!」と言うのはどうかと提案。「体操服のブルマ姿を頭の中に思い描いて、目をキラキラさせながら「はいっ!」と言いましょう」と槇原さん。その発言に「以前これ函館で言ったら、会場がさぁーっと引いて行ったんですけどね!」と一言。

でも、槇原さんのコンサートは他のアーティストに比べてMCが多いんですよ。その他にも、槇原家はなぜか皆ジャミラ体型だとか。何匹も犬を飼ってる上に最近はネコを飼いだして家がムツゴロウ王国化してきただとか。終始そんな話で会場を和ませる槇原さんでした。

まさか40歳超えてこの曲が聴けるとは?

今年で歌手生活25週年の槇原さん。25周年ということもあり、今までのアルバムからも抜粋して歌っていきたいということで、昔からのファンには懐かしい曲も歌ってました。その中でも嬉しいのは、往年の大ヒット曲「どんなときも。」。サビの部分は会場全体で大合唱、盛大なクラップの中で歌う姿が印象的でした。その他にも24年前のセカンドアルバムや初期のアルバムの曲を披露。いやあ…まさか槇原さんも四十路超えた今、こんな可愛らしい曲が生で聞けるとは思ってなかったです

でも20年以上前の曲なので、歌詞も今からすると面白いんですよね。槇原さん本人も言ってましたが「公衆電話」「テープ(カセットテープ)」なんて言葉に時代を感じます。もちろん懐かしい曲だけでなく、最近リリースされた新曲も披露。最近の曲から24年前の曲まで、本当に厳選された選曲でしたね。僕のような「どんなときも。」以来のオールドファンにはたまらないコンサートでした。


槇原さんだけでなく、曲を演奏するメンバーもすごく楽しそうで、それを見てファンも笑顔になれる。槇原さんのコンサートは僕も毎年のように行ってますが、そんないい連鎖をすごく感じるんですよね。今年10月には、25周年の集大成ということで、フルオーケストラコンサート「cELEBRATION」の開催も決定。次回はどんな曲で僕らを感動させ、笑顔にさせるのか。今から楽しみで仕方ありません。

マッキー、あんたやっぱすげえわ!!



〜セットリスト(5/30 東京)〜
Life Goes On / 可愛い人 / 僕の彼女はウェイトレス / 鋭く尖った細い月 / 雷が鳴る前に
この傘をたためば / LOVE LETTER / ミタテ / 君の書く僕の名前 / 5 minites / 新しいドア
君への愛の唄 / DARLING / HAPPY DANCE / 超えろ。 / Fall 〜メンバー紹介
Hungry Spider / 1秒前の君にはもう2度と会えない / Elderflower Cordial / Alone
〜アンコール
言わせて下さい / Ordinary Days / どんなときも。