三連休を利用して信州に旅行してます。
長野新幹線で軽井沢まで行って、そこから小諸に移動し、
「八ヶ岳高原線」こと小海線に乗るのが今日の主なコース。
少し肌寒い軽井沢の駅に降り、そのまま小諸に向かおうとしたんですが。
……あれ?
説明しますと、長野県の小諸ってアニメ「あの夏が待ってる」の舞台なんですよ。
それにあやかり、地元のしなの鉄道も記念フリーきっぷを売ってまして。
ちなみに、きっぷのバックにあるのは「あの夏が待ってる」の記念乗車券。
こういうのを何のためらいもなくまとめて買ってしまうあたり僕も旅慣れてますね!
で、フリーきっぷで軽井沢から小諸に移動。
そういや以前、なつまちのイベントに合わせて
なつまちのキャラが全面にラッピングされた電車がありましたよね。
今も走ってるかなあ…なんて思いながら、小諸の駅に降りると。
…目の前にいました。
あらためて実物を目にすると…凄いです。めちゃめちゃインパクトあります。
ラッピングと言うより「痛電車」と言っても遜色ないくらい、
かなり派手にペイントされてるじゃないですか。
このインパクトは写真は伝わらないので、気になる方はぜひ一度生で見に行ってほしいですね。
でも…冷静になって考えると、
僕らは「おおっ! 柑菜ちゃんがここに!」とか言いながらパシャパシャしてればいいですけど、
この電車をちゃんと地元の方は通勤通学に使ってるんですよね。
そう思うと、何か申し訳ない気分になってきます。
で、痛電車…もといラッピング電車を見送り、小諸駅の改札を出ると。
小諸駅の外壁を埋めんばかりの巨大なポスターと看板が。
ポスター自体は軽井沢でも見れるんですが、そこは地元の格の違いを見せつけましたね。
2メートルは優にある超巨大ポスターで「なつまち」を宣伝してるとは。
しかも真ん中には小さく「舞台の地・信州小諸でお待ちしております」の文字。
さらに駅の待合室をのぞくと、放送開始のポスターはもちろんのこと、
DVD発売のポスターまで貼ってありましたし。
すいません、僕が甘く見てました。さすがです小諸市&しなの鉄道。
名前が可愛らしい駅ですが、実はここも「なつまち」ゆかりの地なんですよね。
駅の待合室にあるノートを見ると、聖地巡礼に来た人のコメントがいっぱい残ってました。
さらに駅の待合室にも。
みなさんのご協力で心に残る乙女駅に!
千葉県から「なつまち&すくらっぷ巡礼」で来ました。
暑いけれど、風はとても気持ちいい!
このような風土の中でのお話なんですね。
現地に来ると、作品の持つ味わいが、2倍にも3倍にもなるような気がします。
いやあ…「あの夏が待ってる」は、僕の予想を超えるレベルで、本当に地元に愛されてるんですね。
これからも、ずっとずっと地元に愛される作品であってほしいと、
鉄道ファンとしても、アニメファンとしても、そう思います。