K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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鷲宮に見る、萌え起こしに忘れちゃいけない一つのこと

鷲宮神社巡礼記〜さきたま辺りを廻ってみよう〜 −儚雪の空

旅行もアニメも大好きで、さほど遠くもないのに、実は鷲宮神社は行ったことないんですよ。ブームが一段落したら行くつもりでしたが、アニメの大ヒットから数年経った今も話題は尽きないし、どうも街全体がオタっぽいイメージがあったんですね。そういうのも嫌いじゃないですが、神社は普通に参拝したいという思いもあって、何となく敬遠してました。

でも、この旅行記を見る限りそんなことはなさそうで、痛車と絵馬はあるものの、鷲宮神社自体は、荘厳な雰囲気をもつ格式ある神社のようです。なるほど。これなら僕も一度行ってみようかと思いましたね。




鷲宮と言えば「らき☆すた」にあやかった街づくり、「萌え起こし」の成功例として全国でも有名。今や鷲宮に続けと、各地もアニメを取り入れた街のアピールが盛んになってますが、鷲宮は一歩も二歩も先んじてる気がしますね。先駆けだという点もありますが、僕が鷲宮をすごいと思うのは、アニメを上手く活用しようとする街の姿勢が、ニュースを見るだけでも伝わってくるからなんですよ。といっても、街をアニメに合わせて変えるのではなく、アニメを街に合わせようとしてるんですね。上の記事でも書かれてるように、

町そのものを変えずに、アニメと融和を図った

この考え方こそが、萌え起こしで最も大事なことなんじゃないかと思うんです。



街はそこで商売を営み、生活してる人こそが主役。アニメが大ヒットし、人が来るようになっても、街全体に歩み寄る姿勢がなければ、それは街を活気づけたとは言えません。上にもあるように、アニメは街の人にとっては「よそ者」。それを受け入れるのは、地元にとっては大変なことだと思うんです。でも鷲宮は、その姿勢を曲げなかった。自分たちにあるものから徐々にアニメを取り入れ、それでいて街との共存を最重要視し、決して背伸びしなかった。そこが大きな点だと僕も思います。

鷲宮は、人柄もあるのだと思いますが、
まず、アニメやアニメファンを拒絶しなかったこと、
そして町に元からあるものとアニメをつなげてよりよい町づくりを目指したこと、
これが成功の理由だと思います。

これは僕も同感ですね。アニメを受け入れ、今あるものに繋げる。その姿勢は大事だと思います。


今は竹原や城端など、アニメの舞台としてアピールする街も登場し、アニメが街に与える役割も大きくなると思います。そうなれば、聖地巡礼に来る人は増えるでしょうが、歩み寄れるかは街の人次第。そこに住む人がアニメを受け入れ、共に成長してこその「萌え起こし」。まだまだ課題は山積みだとは思いますが、アニメとともに成長を続ける、第二の鷲宮が次はどこに現れるのか。

エセ公共ウォッチャーの僕としては、目が離せません。