K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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マッキーの新曲聞いてたら「リリカルなのは」のラストシーン思い出した。

なまえをよんで

このタイトルで「リリカルなのは」のラストを思い出した人もいると思いますが、
それではなく、槇原敬之がiTuneで先行配信する曲のことなんですよ。
タイトルも「Remember My Name」。
たまたまその情報を目にして、ここで一部が聞けるらしいので聞いてみたんですが。

中外オンコロジームービー ある医師の一日

涙線決壊



…なにこれ、めっちゃヤバい。
聞いてるだけで涙が止まらない。
歌声とメロディーが胸の奥にすっと入り込んできて、胸が熱くなって。
気がつけば、ただただ泣いてました。

槇原敬之は僕も大好きでよく聞いてますが、でもこんなに泣くことなかったですよ。
というのもこの曲、聞いてると何だか

本当に「リリカルなのは」の感動のラストを思わせるんですよ



この「Remember My Name」という曲。友達のことを想う曲なんですね。
でも、落ち込んでひとりになってる友達に、頑張れなんて言わない。優しい言葉もかけない。
言うのはただひとつ。

僕の名前をよんで。僕の名前を覚えていて、と。



リリカルなのは」のラストでも、
友達になりたいけどどうしたらいいかわからないというフェイトに対し、なのはがこう言いますよね。

友達になるの、すごく簡単。
名前をよんで。はじめはそれだけでいいの。
君とかアナタとか、そういうのじゃなくて、ちゃんと相手の目を見て、はっきり相手の名前を呼ぶの。

名前を呼ぶ。たったそれだけの単純なことだけど、
そこから相手のことを思う気持ちや慕う気持ち、いろんな感情が生まれ、大きな愛情になるんですよね。
「Remember My Name」も、こんな歌いだしから始まります。

さっき君に告げたのは、僕の名前だけど、
それは君の友達という、別の意味があるんだ

たかが「名前」。でも、その「名前」を呼ぶことにも、すごく深い暖かさがある。
そんなことを気付かせてくれます。



そして、この曲のサビであり、聞く人の心を震わせて止まないのがこの歌詞。

もし君の心が悲しみの海の底に沈むなら
僕は腕利きのダイバーになって、どんな深くへも見つけに行くよ

「悲しみの海」に対して「腕利きのダイバー」という表現も見事だし、
海の青さや空の色、海辺の風景が浮かんでくるようですごく綺麗。
この歌詞だけでも、ゆっくりと深く抱きしめるような、優しさにあふれてますが、
ここでも「名前」がキーなんですよ。それはこのサビの前にあるこんな歌詞。

君は心の中で、僕の名前をただ 大きな声で呼べばいい

リリカルなのは」のラストも、なのはの名前を呼んだフェイトが、最後にこう言いますよね。

会いたくなったら、きっと名前を呼ぶ。
だから、なのはも私を呼んで。
なのはに困ったことがあったら、今度はきっと、私がなのはを助けるから。

「助けて」じゃなく、「会いたい」でもなく、名前を呼ぶ。
名前を呼ぶことがこんなに深く大きな意味があったなんて、気付かずに過ごしてましたよ。



マッキーがリリカルなのはを知ってるとは到底思えませんが、
それでも「名前」の持つ、愛しさや優しさ、慈しさ。
「名前を呼ぶ」ということの強い愛情と思いやりに気付かせてくれるという面では
すごく似ているように思いますね。


PS. 文中の「リリカルなのは」の台詞は漢語録 漢の名言集・名台詞集より拝借しました。