今さら言うまでもないかも知れませんが、僕って電車乗るの大好きじゃないですか。
しかも乗ることが大好きという、いわゆる「乗り鉄」というヤツで、
JR全線の97%を乗り尽くした上、
駅や車窓、街の風景をデジカメで撮るのも大好きなんです。
だから、凄惨な光景に変わり果ててしまった、
あの街やこの街も、当然写真に残ってるし、思い入れもそれなりにあるんですよ。
ふと確かめてみると、久慈から三陸鉄道を完乗して大船渡に乗ったのが2007年の冬。
仙台からローカル線に揺られて気仙沼に行ったのが2008年の秋。
花巻から釜石線を完乗して釜石から宮古に行ったのが2009年の夏。
鉄道に乗って旅してるだけでも、それなりに思い出はあるもので。
三陸鉄道に乗りながら、素晴らしい車窓に心奪われたり、
日本一海水浴場に近い駅*1で、砂浜に降り立ってしばらくぼーっと海を眺めてたり、
立ち寄った道の駅で食べた、サンマの定食がめちゃめちゃ美味しかったり。
石ノ森章太郎のキャラであふれた、石巻の駅とその周辺に驚いたり…。
あの時に見た、この写真の光景も、もう戻ってこない。
そう思うと、何だかすごく悲しい気持ちになります。
いつになるかはわからない。もしかしたら五年先、十年先になってしまうかも知れない。
でも、僕は鉄道ファンなので、鉄道が走っててちょっと美味しい名物がある限り、
新しくなった三陸の街々にも、ぜひまた行きたいと思う。
駅や鉄道、街の写真もかたっぱしから撮ってやる。
ホヤもカキもいちご弁当(宮古の名物駅弁)も食べまくってやる。
久慈ありすのCDも、三陸鉄道名物の赤字せんべいも買いまくってやる。
その魅力をブログで心行くまで書いてやる。
だから、たとえどんなに長い時間がかかったとしても、必ず復活してほしい。
あの街の車窓を、再びこの目で見るまで待ち続けます。
それが、一鉄道ファンの、心からの願いです。