地震から一日経ちました。
ネットを巡回してますと、やはり地震関連の記事が多いようで、その中には、心温まるニュースも嫌な記事もありました。でも、見ていて僕が何よりも印象に残ったのは、この一言なんですね。
非常事態でも経済を回さなきゃならないんです。でないと本当に終末が訪れてしまう。
「通常営業」が出来る者はそれをやらないといけない。
やってるからといって遺憾に思ってないなんてことはないのだから。
(OPERATE AS USUAL −るいんずめもりぃ)
TSUTAYAの一店舗が、Twitterで不謹慎な発言があったという記事がありました。非常事態にも関わらず、レンタルを勧めるのは確かに非常識でしょう。でも、非常事態だからといって、悲しみに明け暮れ、皆が皆自分の仕事を放り出すわけにはいきません。それこそ本当に世の中が終わってしまう。
どんなに酷い出来事があっても、各自ができることをこなし、いつもと変わらない日常を作っていく。
いつも通りに世界を回していく。
被害の当事者からすれば、
自分たちが抱えた深い悲しみと、普段と変わらない日常のギャップを見るのは辛いと思います。
それでも、無事だった人は、今の自分ができることを進めなくてはいけない。
与えられた仕事を、ひとつひとつ全うしないといけない。
それは不謹慎なことなんかじゃないし、
一歩でも世界を前に進めるためにも、大切なことだと思います。
だけど、それでも凄惨な光景をニュースで見て、いたたまれない気持ちになって、いつもは無視してた献血に協力してみたり。普段は気にしてなかった募金に協力してみたり。そしてやってみたら、少しだけどいい気分になれた。
その気持ちの積み重ねこそが、ボランティアの本質であり、すごく大事なことなんじゃないかと思います。