K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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「萌え献血マイスター」(自称)の僕が献血のコラボについて思うコト

「宇崎ちゃんは遊びたい」×献血コラボのポスターが話題みたいですね。

実はこのブログも、昨日から献血関連のエントリにアクセスが急増してまして。献血は僕の趣味のひとつですし、かれこれ何十回と献血のコラボをブログで取り上げ、実際に50回以上献血してる身。献血が話題になるのは嬉しいもので。


おっ! これは……ようやく「萌え献血マイスター」(自称)の僕に時代が追いついたか!


なぁんて思ってましたら、事の発端はどうやら、キャラを使った献血のポスターをお偉いさんがセクハラ呼ばわりしたとからしく。この手の話題は数年ごとに流行する「はしか」のようなものなので、無視するのが一番だとは思うんですが、献血となると、どうしても心に引っかかるところがあるんですよね。




可愛らしいイラストが受け付けない人もいるのはわかりますし、嫌いな人を責める気もありません。セクハラと言った人に対しても、「さよか」ぐらいの気持ちですし、腹立てたりもしません。むしろ、可愛いキャラが大好きな僕としても、そういう人がいることを気を留めておくべきだとも思ってます。ただ、そうしてでも赤十字血液センターが若い方に献血してもらいたいと願って努力してるのは、認めてあげてほしいなと思います。


献血って、実はすごくハードル高いんですよ。まず「やろう」と思うのも勇気いるし、やりたいと思っても体質上献血できない人も多くいます。人口の減少とともに、献血者数も年々減り続けてますし、献血に協力する人の年齢も上がり続ける中、献血に協力してくれる若い人って、ものすごく貴重なんですよ。だからこそ、何とかして興味をもってほしいと必死なんです。


最近は赤十字血液センターも、アニメだけにとどまらず、VTuberボーカロイド、はたまたご当地キャラ、ほとんどエロゲに近いような作品とも積極的にコラボしてますよね。「アカギ」なんて献血が一番コラボしちゃいけない作品だと思いますが*1、それでもコラボしてるんですよ。というのも全ては、皆さんに興味をもってほしいただ一心。ネタとして笑ってもらってでも皆さんの関心を引き出すため、献血に協力できる人を増やすため、切実な思いで頑張ってるんです。


それに、今の若い人たちは、VTuberボーカロイドも抵抗なく受け入れる「オタクネイティブ」な世代献血者の少ない若年層に対して、可愛らしいイラストは訴求力も抜群ですし、PRに採用するのは合理的だとも思うんですよ。献血に理由なんていりません。暇つぶしでも、アニメのコラボグッズが目当てでも、お菓子をタダで食べるのが目的でも、全然構いません。可愛いイラストはあくまでも一歩踏み出すためのきっかけ。そこで一歩踏み出してさえしてくれれば、万々歳なんです。


献血はボランティア精神の賜物といった高尚なものでも何でもなく、社会で日々消耗する絶対に必要なもの。世間の流行を取り入れ、若者の視線を集めて、より多くの協力者のきっかけをつくるため、日々真剣に取り組んでるんです。可愛いイラストが嫌いな人は嫌いで構わないし、それ自体を責めたりもしません。それに、今は台風の影響で、予定していた輸血用血液の確保ができず、受付時間を延長せざるを得ない非常事態。だから、献血センターの努力を踏みにじったり、献血者の意欲を削ぐようなことにだけはならないでほしいと、穏健派の自称「萌えキャラ献血マイスター」の僕としては思うわけです。




はい、というわけで、クリアファイルもらいに行ってきま~す!

*1:自らの血液を賭けて麻雀する「鷲巣麻雀」なんてのもありますよね