みんな「かーずSP」と「アキバBlog」が悪いのよ!
というわけで見ました、「妹のエロゲがこんなに可愛いわけがない」…違った、アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」。人気ラノベのアニメ化とあって評判も高く、僕も注目してたんですよ。そのストーリーは、ふとしたきっかけで、妹の桐乃がエロゲ大好き少女だということを兄の京介が知ってしまうというもの。ヒロインの桐乃は、容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能と、非の打ちどころがないんですが、実は萌えアニメ好きのエロゲ大好きの妹キャラ超大好き少女。
…って、そんな設定、「乃木坂春香の秘密」でありませんでした?
でも桐乃が乃木坂さんと違うところは、主人公の兄に対して、すごく態度が冷たいんですね。妹って、家だと兄に生意気な態度取るじゃないですか。そんな妹特有の冷たさが感じられて、実妹がいる僕としても妙に共感しながら一話見たんですよ。
うん、確かにちょっと面白いかも。
一話では、秘密を気づかれた兄に人生相談をもちかけ、部屋にあるエロゲやグッズを見せ、兄にギャルゲーを仕込むというもの。部屋の隠し扉を開けた瞬間に飛び込んでくるエロゲパッケージの塔は、ある意味壮観。ちなみに、気になる桐乃の声は竹達彩奈。この人が怒ると、何だか声が平野綾っぽくなるという新たな発見もありました。
でも、何と言ってもこのアニメの凄さは、エンディングのスタッフロール。エロゲを扱うシーンがあるだけあって、メーカーがちゃんと協力してるんですね。スタッフロールに流れる「パッケージ制作協力」を見ると…オービット、OverFlow、キャラメルBOX、クロシェット、サーカス…。その数、何と計14社。
何この延々と続くアレなブランドの数々。
というわけで、エロゲメーカー全面バックアップアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」。オタクなヒロインはあまり好きじゃないんですが、今後の展開が気になるので、しばらく見続けようかと思います。でも、何と言うか…このアニメ、確かに面白いんですが、あんまり褒めるとね。
「かーずSP」や「アキバBlog」が喜びそうで、褒めたくないんですよ。
なので、上のような台詞はBPOに言ってあげればいいと思う。