もし死んだらブログやmixi、Twitterの書き込みはどうなるのか。
デジタル資産の相続サービス
アルファブロガーもニュースサイターも、バーチャルネットアイドルだってやっぱり人間。更新する人が死んでしまえば、情報だけが残ってしまいます。死んでから、あの書き込みは消したい! 家族には見せられない! アレ見られたら恥ずかしくて死ぬ!と思ってもどうすることもできません。そこでアメリカでは、そんな問題に対処すべく、デジタル資産の相続サービスがあるんだそうです。
顧客が死亡すると、家族らの確認のもと、生前に指定した相続人に情報を伝えるサービスがあるそうで。相続人に遺志を伝えておくことで、データを相続することができるようです。問題もいろいろありそうですが、こういうサービスが実際に出てきたことは興味深いですよね。
僕みたいに、あんまり会社や家族には見せられないようなブログを長年書いてますと、死後は友人に頼んでキレイに消してほしいと思いますもん。それに、僕はデータがどうというより、
死んだことを友人に伝えられることに、すごく意味があると思うんです。
増え続ける、非実在ブロガー?!
会社や家族は死んだら当然わかりますが、友人にはなかなか伝えられないじゃないですか。ブロガーだと、更新が突然止まったまま何の音沙汰もなく、そのまま非実在ブロガーとなってしまいかねません。それにネットでの付き合いもあるし、本名は知らないけど伝えておきたいって人もいると思うんですよ。
「あのブログ、好きだったのに急に更新止まった」
「最近Twitterもしてないみたいだし」
「ついに警察が動いたか…」
と心配されながら、死んだことに気づかれないのも寂しいじゃないですか。なので、データの引き継ぎよりも、自分の死を友人に伝えられること自体が、大きなサービスじゃないかと思うんです。
あと、当然皆さんもそうでしょうけど、部屋の棚にある薄い冊子の処分という大きな問題が残ってますよね。PCは自動で削除してくれるツールもありますが、アレは自動で削除するわけもいきません。そこは大切な友人にそっと処理をお願いしたいじゃないですか。だから誰に相続人になってもらうかも、日々考えておかないといけませんよね!
そう思うと、僕らはまだまだ死ぬわけにいきません。