「けいおん!!」のモデルとしても有名な、滋賀県の旧豊郷小学校に行ってきました。
校舎を前に盛り上がる人たち
友人の車で京都から豊郷に向かったのですが、さすがは「けいおん!!」のモデル校。小学校の通学路などで見かける「飛び出し注意」の看板も、なかなか洒落てますね。
…って、何ですかコレは?!
そんな看板に驚きながらも、正門から旧校舎を見渡すと、おおっ! 本当にアニメと同じ風景が!と盛り上がる友人と僕。
旧豊郷小学校は、その一部が図書館や公民館として使われてるせいか、地元の方や家族連れも普通に見ますが、駐車場を見渡すと案の定、痛車もちらほらと。中には校舎をバックに痛車(らき☆すた仕様)を写真に撮ったりする人もいました。でも、もっと凄かったのは、校舎の噴水前に乗りつけた「けいおん!!」の澪仕様の痛車。中からコスプレ姿の女性が登場し、さらにカメラを持った二人組と、手作りのラフ版を持った男がどこからともなく現れ、
校舎前でそのまま撮影会に突入。
そして音楽室へ…
そんな様子をはた目に、校舎内に入りますと、昔ながらの校舎の中、「けいおん!!」のポスターがあり、階段には、アニメにも登場するうさぎとかめの彫刻もあり、僕らのテンションも上がってきます。
校舎自体も今時となっては珍しい古風なつくりで、それを眺めながら廊下を歩くだけでも面白いのですが、やっぱり僕らが気にしてしまうのは音楽室。最上階の音楽室に行くと、こんな注意書きがあるんですよ。
他の来訪者の方が写真撮影をいたしておりますが、入室していただいて結構です
なかなか丁寧じゃないですか。きっと知らずに来た人たちがドン引きしたんでしょうね、なんて思いながら、音楽室に足を踏み入れるとそこは、
何ですかこの、やりたい放題な空間は。
ちなみにこの黒板、来た人が自由に書き込めるようになってるのですが、本当にいろんな書き込みがあって、見てるだけでも楽しいです。中には「熱海から来ました ネネ」など、「けいおん!!」に何の関係もない書き込みもありましたが、それはそれで面白いですね。
ティーセットにも抜かりなし
そんなファンの愛情と欲望が詰まりに詰まった音楽室の中でも、特に驚いたのが、このティーセット。
机の下を見ると、なにやら紙が入ってるんですよ。何だろうと思い、その紙を見ますと、
「軽い音楽ならできます!」と書かれた、唯の入部届け。さらには進路希望調査と、くしゃくしゃの講堂使用届までありました。細かいなー! 芸が細かいなー!!
追記。実はティーセットの位置にもちゃんと意味があり、律の机に筆箱。紬の机にティーポット。澪の机にメイドカチューシャ。唯の机にカスタネットがあるのが正しい配置だそうで、誰かが動かしたのか、写真はその配置が違ってるそうです。
探訪を終えて
そんなこんなで約2時間、友人と二人、終始ハシャぎながら散策してましたね。夏休み中の休日だということもあり、人は多かったですが、「けいおん!!」に興味がある人であれば、とにかく行って損はなし。間違いなく楽しめると思います!
ただ、地元の方も訪れる場所なので、くれぐれも羽目を外しすぎないようにして下さいね。