「無価値なものなんてどこにもない! どんなものでも、誰かに必要とされたから、生まれてきたんだ!」
ええ話や…。本当にええ話やあぁ!
仕事に疲れたサラリーマンのネガティブハートもロックオン。そんなアニメ「しゅごキャラ!」が、今週感動の最終回でした。手にすればどんな願いも叶うと言われるエンブリオ。その正体はあむちゃん達と敵対していたイースター社の専務の息子、ひかる君のこころのたまごだったとわかります。
ラストでは、エンブリオを呼び寄せるために大量に集められた×たまが暴走。皆が心の奥底に持つ悲しみや辛さを引き出してしまいます。皆が悲しむ姿やひかる君を守ろうとする専務に「悲しみなんて必要ない」「お前は無価値だ」と言うひかる君。しかし、そこで×たまの負のエネルギーに屈することなく、あむちゃんが上の言葉を言い放つんですね。
手を緩めない×たまの攻撃に対し、手助けするイクトと唯世。そして巨大化した×たまを浄化させるべく、こう言います。
「辛いことや悲しいこと、泣いちゃうこともあるかも知れない。でも、あたし達は悲しみに立ち向かえる。悲しみと戦える!」
実を言うと、このあたりで、少しマジ泣きしそうになってましたKoma33歳。
その後もひかる君に対し、「君が生まれたのだって、必ず意味がある。必ず誰かに望まれている」と言うあむちゃんの姿に、またも涙線決壊の危機でしたが、何とか寸前で耐えました。「咲-saki-」のステルスモモもそうですが、この歳になると、「存在」「価値」という言葉に、無視できない重みを感じてしまうんですよ。そうなの。おじさんもいろいろと辛いの本当に。
こうしてエンブリオもひかる君の心の中に戻り、2年に続いたエンブリオ探しやイースターとの対決も一件落着。その後も×たま狩りは続く日々ですが、残すはあむちゃんの恋の行方。明言はしてませんが、結局は唯世君と結ばれるんでしょうね。イクトは父親を探すために出かけるみたいだし、最後にお別れのキスもしましたし。
そんな涙線を揺るがすほどの最終回でしたが、実は来週から「しゅごキャラ!パーティー」が始まるんですよ。でもしゅごキャラエッグによるミニコーナーもあったりして、アニメの本編は縮小されそうなんですね。何かなあ。「しゅごキャラ!」は大好きですが、具現化した方には興味ないんですよね…。
あ。ちょっと感動冷めちゃいました。