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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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楽しくない飲み会に、アラサーの僕はこう思う

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飲まない若手男子に、アラフォー女子は何を思う?  - 独女通信

「お酒が飲めない=飲み会が嫌い」ではない

僕はお酒は本当に飲めません。
特に焼酎や日本酒が全然ダメなので、カクテルのない店での飲み会は本当に大変。
最初のビールは口つけただけで、店員が食べ物を運んでくる時に、
こそっと店員に烏龍茶を注文なんてこともザラ。
お酒は飲めないよりも飲めたほうがいいとは思うけど、こればかりはどうしょうもないんです。

でも、お酒が飲めないから飲み会が楽しくないかというと、そんなことはないんですよ。
飲み会でのお酒は、単なるコミュニケーションツールの一つ。
楽しい飲み会は、飲み放題でなくても、時間がなくても、食事が美味しくなくても、楽しいんです。


楽しい楽しくないの違いは、飲める飲めないではなく、
誰とどんな話ができるか。それが全てだと思います。


上のコラムでも、「この楽しさが共有できないなんてつまんないねー」なんて言ってますが、
気の合う仲間と気兼ねなく話しているんですから、それは当然ですよね。
どんなにお酒が好きな女性だって、
自分の大嫌いな上司と、ガード下の汚い酒屋で飲んでも楽しいだなんて女性はいないでしょう。

楽しくない飲み会の特徴

僕の場合、基本的にあまり喋るタイプではないので、自分が話すよりも
やっぱり話を聞いてて面白いかが、楽しい飲み会の重要なポイント。
でも、会社での飲み会のように、大人数の飲み会というのは、話が分散しがちで、
最初はみんなでわいわいやってても、いつしか2、3のグループが出来てたりするもの。
そういう時に、どのグループにも上手く入れない時って、少なからずあるんですね。


その時の疎外感というのは、どんなに言葉にしても、味わった人にしか分からないと思います。
自分の存在が空気よりも薄くなるというか。今すぐこの場から消えてしまいたいというか。
そんな雰囲気を一度でも味わってしまうと、同じグループでの飲み会になった時に、
「お酒飲めないから」でも「疲れてるから」でも、「見たいテレビがあるから」でもいいから、
とにかく理由をつけて、上手く断ることだけを考えてしまうようになるんです。


そういう飲み会の特徴って、会話の流れを握る人が中心に一人いて、
その人にまわりが新しい話題をどんどんふっていく、というパターンが多いんですね。
このパターンに陥ると、メインとなる人とあまり面識のない状況では非常に辛い。
会社の飲み会、特に大人数の飲み会が楽しくないのは、
一人が指導権を持つ形のコミュニケーショングループが、
ぱらぱらとできてしまうことじゃないかなあ、と思います。

聞いてるだけでも楽しめるコミュニケーション

でも、お酒が飲めない僕が、会社の人間と行っても、行って良かったと思えることもあって、
そういう飲み会の特徴は、身近な人間の武勇伝とか仕事の失敗談だとか、
その場の人間であればわかるような話を、全員で話してることが多く、
こういうコミュニケーションだと、自分からあまり口を開くことがなくても、結構楽しいんです。


一度楽しいと思うと、少しぐらい疲れてたり、スケジュールに無理があっても
「このメンバーが集まるなら、行こうかな」と思いたくなるもの。
「僕、飲めないから」と言って断るのは、単なる飲める飲まないの問題ではなく、
「あなたと居たって楽しめないんです」というサインなんだと思います。
それでもどうしても行かないといけないような束縛が、以前ならあったのでしょうが、
自由や個性が必要以上に叫ばれる現在なら、飲み会を断る人が出てきても、
それは当然のことですよね。


なので、飲み会が得意な皆さんは、自分たちで勝手に盛り上がっておいて、
楽しめない人のことを「アイツは無愛想だ」「かわいそうに…」なんて思うんじゃなく、
コミュニケーションの方法を変えてみるだけで、人の飲み会に対する姿勢も変わってくると思います。
もしかしたら、あなたの話術で、普段飲みに参加してこない人が、
参加するようになるかも知れませんよ。