僕のブログをご覧の方であれば、二次元の女の子に恋した経験など、一つや二つや三つや四つや五つや六つは当然あるかと思いますが、そんな僕らにとって、気になる記事を見つけました。
何でも最近、好きな男性が二次元キャラの女子と「結婚」していて、恋愛結婚の現場に出てこないという悩みの相談が増えてるんだそうで。この方によると、女性の恋愛が自分の心とカラダのリアルな「現実」なのに対して、男性の恋愛は「妄想」なので、二次元キャラとの快適な恋愛を知ってしまうと、三次元女性との恋愛は、現実を付きつけられて面倒になってしまうんだとか。
それでもなお、リアルな恋愛がしたいのであれば、ある程度妄想に付き合うしかないのでは、という結論なんですが、確かにこの方の分析は悪くないと思うし、二次元嗜好の男性を否定してないところは、少し好感が持てます。うーん…でも、仮にもしそんな悩みの相談を受けたら、僕ならこう回答しますね。
あきらめなさい。
はい。
…いや。だって、二次元に恋した男性を三次元の女性に振り向かせるなんて、洗脳解くぐらいの覚悟がなければ無理ですよ。不可能とは言いませんが、その努力が女性の割に合わないと思うんですね。この人が言うように、そのキャラと自分が友達になれば、そりゃあ振り向いてくれますが、それができる女性が実際にいるとも思えません。いたとしたら、それは保険金か何かが目当てですよきっと。
女性のほうが二次元キャラに理解を示せば、確かに男性もその女性に興味は持つでしょう。でも、それは「そういうことに理解を示してくれる」という目であって、好きの対象がその女性自身に向いたわけではないんです。話が合う分、すごくいい友達にはなれると思いますが、彼氏彼女の付き合いや結婚を考えてるのであれば、どこかで必ず大きなハードルに出会うはず。それを前にしてなお、二人で乗り越えられるかと言うと、男性が変わらない限り、女性のほうが愛想尽かしてしまうことが多いんじゃないでしょうか。だから長い目で見れば、恋愛対象としてではなく、友達に留めておいたほうがいいんじゃないかと思うんです。
そもそも、二次元への愛情と三次元への愛情を同列に比較してるところが女性っぽいですよね。「私と仕事、どっちが大切なの?」という質問にも似たものを感じます。でも、女性のほうが被害妄想を持って勝手に傷ついてる場合もあるので、あまり気にしないほうが上手くやっていけるのかも知れません。
「妄想」は男の罪。それを許さないのは女の罪なのですよ!