羽後町が西又葵のイラストでますます波に乗り、地場産業・萌えとして全国的にも有名になりましたが、この不況の中、ついに就職活動にまで萌えの波は来ているようです。
以前にも「萌える就職活動」という本はありましたが、今回は単なる書籍ではなく、れっきとした厚労省委託の就職活動センターの公式イメージキャラ。その名前も知多みるく。「みるく」と言う名は父親が地元・知多で酪農をしてることから名付けたそうですが、また余計な妄想を駆り立てやすい名前じゃないですか。さらに、みるろぐという公式ブログもあり、地域のイベント情報から名鉄の特急事情まで、バラエティ豊かな内容になってるようです。
でも、わざわざ可愛らしいキャラをサポートセンターの前面に出してきた意図は何なんでしょうね。中日新聞の記事によると、「対象となる年齢層にアニメ好きな人が多いことに着目した」そうで、「人気が出ればグッズも作りたい」と、アピールする気満々ですが、アニメっぽいキャラで就職を支援しようとするのって、ある意味、
ニート釣りみたいですよね。 （歌詞ナビ・ニート釣り）
まさにこもってる奴らを獲物として、日本の厚労省がトローリングですよ。でも、この萌えイラストが果たして本当に就職支援に効果があるのかはすごく気になりますよね。これで若い人達の就職意欲に大きな成果があったら、そのうちメイドジョブカフェなんかもできるかもしれません。
PS. ちなみに知多みるくのデザインを手がけたのは、宙花こよりさん。「がんばれ！鉄道むすめ」のイラストや、バスむすめのキャラデザインを担当された方みたいです。
