「口パク」と言うと感じ良くないので、これからは「エアボーカル」って言いませんか? どうもKomaです。
さて先日、地下鉄に揺られながら帰路についてますと、途中の駅から女の子が数人乗って来たんですよ。会社帰りの電車なんて同じようにスーツ着たサラリーマンだらけ。一時的とはいえ、男子校より密度の濃い空間に女の子ですからね。そりゃあ視線もそっちに向くじゃないですか。そしたら、その女の子達の一人は何と。
赤のランドセルを背負ってまして。
しょ…しょおがくせいですか!?
考えてみて下さい。通勤電車なんて仕事疲れのおっちゃんのため息でどことなく空気すら灰色の閉鎖空間。そんなATフィールドすら受け付けない空間に生の小学生ですよ。それを拝めるだけでも今日も仕事した甲斐があったというものじゃないですか。その後もその三人はおしゃべりしたり、お菓子分け合ったりして、実に仲良さげ。そんな無邪気さに思わず僕も、
ほわああ…。
と、体の芯まで癒されましたね。辛い仕事も忘れましたね。セラピーにお金かけなくても、こんなに簡単にできる癒しがあるとは。世の中捨てたもんじゃありません。
しかし、得てして甘い蜜月は短いもの。僕のほうが先に降りる駅に着いてしまい、もっと見守ってたい気持ちは山々なのですが、泣く泣くその電車から降りました。アニメなど見てますと、どう見ても小学生風のキャラや、可愛さが売りのアイドルもいますけど、無邪気さがあれば、そんなに可愛くなくたっていいんです。可憐Girlsのような誰が見ても可愛いと思うような可愛さなんていらないんです、いやあなた達こそが僕にとっては可憐Girlsです! なので、世の小学生の女の子は、自信持って通勤電車に乗ってほしいと思いますね!
冷静に考えれば単なる塾帰りだったんでしょうけど。