アレでネウロイの巣ごと全滅って…ちょっと呆気無くないですか?
というわけでようやく見ました、アニメ「ストライクウィッチーズ」の最終回。夜2時の放送を深夜に目覚ましかけてリアルで見ると言う、ローゼンメイデンの最終回以来の快挙ですが、結論から言うと、12話で収めるために早急に決着をつけた感がやっぱりありますね。発想自体は面白いのですが、それであっさり巣ごと全滅してしまうと、今までの戦いは一体何だったんだと、少し拍子抜けしてしまいました。もう1話しっかり使って、ネウロイとの攻防や正体を描ければもっと面白かったのですが、それは大人の事情ってものなんでしょう。
でも、そんなマイナスを差し引いても充分今期、いや今年No.1のアニメだと思います。
11人のウィッチ全員にちゃんと見せ場があったし、当時の時代検証もしっかりしてたし、何と言っても芳佳の成長をアニメを通してしっかりと描ききった点が素晴らしいです。最初は何もできなかった芳佳が、無我夢中で、時には無茶もしながら一人前に成長していく姿は、見てて引き付けられましたね。やっぱり女の子がたくましく成長していく姿は、格好いいです。素敵です。憧れです。お兄ちゃん感動しちゃう。
と、こんな風に書くと感動的ですが、どうしてどうして。その一面ではとんでもないぱんつアニメ。
キャラの顔よりもぱんつに拘ったアングルや、ぱんつの魅力を引き立たせた独創的なコスチューム。さらには互いのぱんつを奪い合うという前代未聞のストーリー。スタッフのぱんつへの意気込みをここまで感じたアニメが過去あったでしょうか?! 「ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん!」というそのフレーズは、今年の裏流行語大賞と言っても過言ではないでしょう。少女の成長に胸打たれ、惜しみもなく見せるぱんつに胸打たれ、まさに二重で美味しいアニメだったと思います。
それに、あの意味深なラストは、明らかに続編を作る意思の現れだと思うんですよ。今期はこれで最終回ですが、次はもっとパワーアップした芳佳が、さらにぱんつを華麗にはためかせ、大空を舞うシーンが再び拝めるかもしれません。
タイトルも「続・ストライクウィッチーズ・Pan2(ぱんちゅー)」とかで。