守りたいから、私は飛ぶ！ ということで、アニメ「ストライクウィッチーズ」。
「魔法少女」という言葉に弱いKoma。しかも千葉紗子や田中理恵、名塚佳織に野川さくらと、いい感じの声優陣が声を当ててるということで、これは一度見てみようと思いまして。予習がてら公式サイトを見ると、アニメ化に合わせてキャンペーンしてるんですよ。その名も「パンツじゃないから恥ずかしくないもん！キャンペーン」。これは飛行用のインナーですと主張したいのか、その名のとおり、12人の魔法少女が惜しげもなくインナー見せてるしおりなどが当たるらしいんですが。
見てるこっちが恥ずかしいわ。
だいたいパンチラは女の子が恥ずかしがるからいいのであって…とそんな主張はさておきアニメ本編ですが、舞台は1939年。ネウロイと呼ばれる謎の敵に対抗するために集結された「ストライクウィッチーズ」。ネウロイとの戦争で父を失ったヒロイン・芳佳の元に、その一人・美緒が力を貸してほしいと、芳佳のもとを訪れる。戦争には関わりたくないと、入隊を拒み続ける芳佳だったが、美緒が父の元で世話になっていたことを知る。父のことを知りたい、困ってる人を助けたいという強い想いの元、ともに軍艦に乗り込むことを決心。そんな中、ネウロイの襲撃が始まり、美緒をはじめ戦闘態勢に入る戦闘員。その姿を見た芳佳は…と、ストーリーもキャラもすごく僕好みなのに、実際に見ると、なぜここまでツッコミどころが多いのでしょうこのアニメ。
上はセーラー服で中はスク水という製作者の意図を問いたくなる衣装。魔法を使うときに意味もなく現れるミミとしっぽ。キャンペーンの名に恥じない絶妙のローアングルの数々。ストーリーやキャラは魅力的なのに、変なスパイスを効かせすぎて、味がよくわからなくなってますこのアニメ。それに「魔法少女」だから魔法で攻撃するのかと思いきや、攻撃に使うのはライフルや機関銃で、魔法は空を飛んだり傷を治したりするのみ。それなら別にウイッチーズが派手にしなくてもいいんじゃないの、と思ったのは僕の気のせいでしょうか。
魔法がメインなのか格好いい戦闘がメインなのか。ストーリーがメインなのかパンチラがメインなのか。とにかくあらゆる要素をごった煮にしたアニメ「ストライクウィッチーズ」。叩けばもっとネタが出てきそうですし、おバカアニメが好きな僕としては、欠かせないアニメの一つになりそうです。「守りたいから私は飛ぶ！」というキャッチフレーズ。守りたいものが何なのかはよくわかりませんが、
とりあえず放送コードだけは守って下さいね。
