行儀の悪い話で恐縮ですが、歩きながら携帯でmixi見てたんですよ。目の前の横断歩道も赤に変わり、立ち止まってマイミクさんの日記の「写真を見る」をクリックしたら、ぱんつはいてないと思われる初音ミクの画像が出て来まして。となると、もう次の行動は「拡大する」をクリックする以外にはないじゃないですか。そして携帯の画面にはいてないミクがまさに大写しにならんという瞬間に、僕の右横から、野太いおっさんの、
「おおっ!」という声が。
冷や汗で体温2度くらい下がるかと思いました。
文章ではわかりにくいですが、知人を見つけて声をかける時の「おおっ!」のような口調だったんですよ。それくらい気安く声かけてくるってことは、僕のことをよく知ってる人だってことじゃないですか。しかもそれがおっちゃんの声ということは、第一に考えられるのは会社の上司じゃないですか。まさかそんなはいてないミクを携帯に映し出された瞬間に声かかるって、タイミング悪いにも程があります。いや…ああああの…べべべ別に、普段はこんなの見てないんですよ。た、たまたまたまこんなのが出てきてしまったわわわわけでででして、と思考回路を軽くショートさせながらも、携帯を瞬時にたたみ、恐る恐る右を振り返ったんですが。
全く知らないおっちゃんでした。
なぜおっちゃんが「おおっ!」という声をあげたのかはわかりませんが、僕の知ってる人じゃなくてとりあえず一安心。その後はもちろん堂々とはいてないミクを見ながら地下鉄に乗り込んだわけですが、それにしても、あのタイミングで「おおっ!」という声を聞いた時は本当にビックリしました。ミクがぱんつ穿かないのはいいとして、あの人が仮にも自分の知ってる上司だったりした日には、
会社での僕の存在が「儚く」なってたかも知れません。