現在放送中のアニメ「放課後ていぼう日誌」。都会から来たインドア派の子が、友人に誘われて釣りを始めるというストーリーで、釣りのシーンだけでなく、山や海の描写も美しい作品ですが、実は作品の舞台となった町があるんですね。その場所は熊本県南部の町、芦北町。アニメの放送前には、町の人たちも取材に協力したそうで。アニメの舞台として町も応援しようとしていた矢先での豪雨被害。釣具店のモデルも豪雨で大きな被害に遭い、今も復旧作業が続いてるようです。
今回の大雨では原作者も被災し、予定されたコラボも延期。描かれた風景が変わり果てた姿になるのは、町の方だけでなく作品の制作者、さらにファンの方々にとってもショックでやりきれないことと思います。アニメで見せた綺麗な自然が少しでも早く戻るよう、町で暮らす方々の生活が一日でも早く復旧するよう、僕も願って止みません。
ちなみに「放課後ていぼう日誌」。水産庁発行の「遊漁のルールとマナー~海と川、魚との付き合い方~」のパンフレットにも採用。ていぼう部の4人もパンフレットの表紙や中のイラストに起用されてるんですよ。面白いだけでなく、釣りのマナーについても学べるだけに、これからも大事にしていきたい作品ですよね。まだまだ時間はかかるかも知れませんが、ていぼう部のように、ファンや来訪者が、芦北で無邪気に自然と戯れる日が来ること、僕も心より願っています。
その日が来たら、僕も芦北に寄らせて頂きますね。