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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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「たまゆら〜卒業写真〜 第一部 芽(きざし)」を見てきました、なので。

たまゆらの劇場版を見て来ました、なので。

  


「hitotose(1年)」「もあぐれっしぶ(2年)」と続いた「たまゆら」のメンバーも3年生。3年生版はアニメの1クールではなく、4部作の劇場版として公開するそうで。その第1部「芽(きざし)」を映画館まで見に行って来ました。ちなみに上の写真は、入場者特典の色紙と、パンフレット3種類。入場者特典は1週目は色紙で、2週目は学生証。描き下ろしの色紙も配られるのは2種類のうちランダム。学生証もたまゆらの日」の応募シリアル番号付きだそうで*1。パンフレットも今回の「3年生・春」バージョンだけでなく、1年、2年の「hitotose」「もあぐれっしぶ」バージョンと合わせて3種類ありました。


やっぱり…いろんなところで何回も足運ばそうとしてくるよね


実は今回、時間の都合もあって初日の初回に行ったんですよ。やっぱり初回の上映って、あの…コアな方が集まるじゃないですか。40分前に着いたところ、案の定、たまゆらーの長蛇の列。でも結果的に予約なしでも初回で見れましたし、見た後でもグッズ買えたし、購入や鑑賞には問題なかったです。


で。劇場版を見た感想ですが、ああ…「たまゆら」の世界に返ってきたなあ…と。


(ネタバレがあるので一応隠しておきます。見たい方はカーソルを反転させて下さい)
3年になり、進路を決めなくてはいけないメンバーたち。とはいえ明確な目標を誰もが持てずにいる中、楓は「写真と旅行に関わる道に進みたい」と思い始めます。そんな中、楓にとってひとつの衝撃的な出来事が。それは、尊敬しているフォトグラファーの志保美さんが竹原を去ること。志保美さんとの会話の中で、楓は将来へのぼんやりした思いを決意に変える…と、ストーリーはそんな感じ。描かれるのは、いつも通りの竹原の風景に、いつも通りの竹原の人々。でも、写真部にも新入部員が来たり、進路のことも決めなくては行けなくなったり。それぞれの人の気持ちにも変化はあるわけで。そういったささやかな気持ちの変化が、ヒロインの楓を通じて丁寧に描かれてる印象を受けました。

いつものメンバーに加え、強烈な個性をもった新入部員たち。ちひろちゃんやともちゃんも登場し、かなえ先輩にも見せ場があり、さらに父親と楓とのエピソードもあり…と、制作サイドの皆が「たまゆら」のキャラを愛してるのがわかるような作品で、これぞたまゆらワールド。瀬戸内の美しい風景に、ほんわりとした雰囲気。でも、そこで暮らす人それぞれにさまざまな想いがある。感動とまでは言えなくても、ほのかな心地よさが見終わった後に胸にすっと残る。「たまゆら」の良さって、そこなんじゃないかと思いますね。

あと、ストーリーの本編とは関係ないですが、たぶん映画見た人全員が思ったと思いますけど、

ももねこ様って一匹じゃなかったんだ…

*1:しかも学生証の提示で一部の竹原市の店舗で特典が受けられるというのが面白いですよね。提示するのは学生時代をはるか昔に通り越した方々だと思いますけど