内閣府、何があった。
内閣府が少子高齢化や人口減少についてまとめた冊子、「きみに質問BOOK」のに「さよなら絶望先生」の登場人物が起用されたそうで。絶望先生のキャラが起用されたことよりも、あの久米田先生が内閣府から依頼を受けたということが衝撃ですよね。冊子は内閣府のサイトから見れますが、コレ、絶望先生を起用しただけあって、見た目はコミカルでも、内容は端的でかなり重いです。
冊子は、12歳から100歳になるまでに直面する問題について、キャラが疑問を投げかける形式で進んでいきます。「人口が減っていくのは、いいこと? よくないこと?」と投げかける絶望先生に始まり、「結婚ってしたほうがいいの?」とつぶやく引きこもりの子、そしてラストは「日本という国はずっとあるかな?」と言い放つ不法難民の子。内容にあわせてキャラも起用されたと思える出来でした。それにしても、不法難民の子に「日本という国はずっとあるかな?」なんて明るく言われた日には、
そりゃあ…絶望せざるを得ないでしょう。
とりあえず、少子化や人口減少が絶望的な状態になりつつあることはよくわかりましたので、警鐘を打ち鳴らすと言う意味では効果的なのではと思います。