ブログでもご当地の可愛いキャラをちらほら紹介してますが、思えば、ここ数年で生まれた東北発祥のキャラって結構いるんですよね。
その最たる例が東北発のボーカロイド・東北ずん子だと思うんですが、それだけでなく、福島や仙台など、東北のご当地をイメージした可愛いキャラを中心にした、地元の歴史や名産、名店を紹介する同人活動って、結構いろいろあるんですよね。同人誌が出たり、専属のレイヤーさんがいたり、地元の名物とコラボしたり。活動はすごく華やかに見えても、その中心で活動してる人が活動を始めたきっかけとして、「震災」の影響は決して無視できないんじゃないかと思うんです。
震災の風評被害を何とかしたい。不作に悩む地元の産業を何とかしたい。活気がなくなっていく街を何とかしたい。そういった想いって、東北を背負うキャラの中には多かれ少なかれあるはずで。派手な活動の裏に、発起人たちのそういった願いは必ずあると思ってるんですよ。そしてそういった活動が、
震災から5年経った今でも普通に続いてることは、それだけで凄いことなんじゃないかと。
震災と一緒に語るべきことではないかも知れませんが、テレビで取り上げられるような活動だけが支援じゃないとは思っていて。カタチはさまざまでも、自分たちの愛する東北を何とかしたいと思って立ち上げた活動が続けられていることは、胸を張っていてほしいですし、誇りにしてていいと、僕は思います。