白ポストをご存知でしょうか。
都会ではあまり見ませんが、郊外の駅などでたまに見かけますよね。あんな本やこんなビデオなど、青少年に有害な図書を回収するアレですよ。でも、そもそも白ポストが本来の役目を果たしてるのか。誰が回収してるのか。中に何が入ってるのか。中にいったい何が入ってるのか? そんな「オトナの秘密箱」こと白ポストの疑問について調査された、いいレポートを見つけまして。
面白い。普段からエロにお世話になってる皆さんもぜひ見てほしいです!
白ポストを管理している青少年センターに赴き、その歴史や苦労話に加え、気になるポストの中身、さらに回収現場まで調査されており、それでいて不適切な画像や煽り、偏見もない。いいレポートじゃないですか。まさにウブな僕らが知りたかった白ポストの秘密がここにっ…!といった感じ。それに、回収に携わってる役所の方々の対応も実にいいんですよ。
「そうですね。例えばどんなメディアにも表現の自由というのがありますし、どんな書物にも文化的な側面があります。また、子供にとって有害という基準を設けてはいますが、大人にとってはそれは有害ではないのです。」
「青少年保護というものは、積極的にその有害とされるものを排除して行くものでも、子どもに制限を強いるものでもありません。大人が、子どもを守る為のものなんです。」
この言葉なんて、いろいろ考えされられますよね。有害とされるものと我々が上手く付き合っていくために、こういう方が陰で子どもの目から守ってると思えば、白ポストも意味があるのかなと思います。
僕もこの記事を読んで、白ポストを見る目が変わりましたね。有害なものを規制するのではなく、それを子どもの目からそっと遠ざけるために白ポストがある。そう考えれば、そういったものが集まりやすい都会にも、さりげなく白ポストがあっていいのかなと思います。例えばそうですね…。
東京ビックサイト
東京都立産業貿易センター
サンシャインシティコンベンションセンター
大田区産業プラザ
え? 配置場所に偏りがある? そ…そんなことは…。