K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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レベル1の自分を楽しめますか?

最近Ingressに招待されまして。


というわけで、街を歩いてはポータル見つけてポチポチやってるのですが、まだレベル1なのでできることも限られるし、そもそもレベルが全く上がりません。レベルが上がれば楽しくなるのかも知れませんけど、そのレベルが一向に上がらないし、何をすれば効率よく上がるのかもわからないんですよ。そんな期間が続くと、だんだんと飽きてきまして、

もう少しレベル上がったら始めるわ

なんて矛盾めいたことを言いたくなるんですね。でも何かこの言葉聞いたことあるな…と思ったら、実は「ドラえもん」の中でのび太が言ってまして。スキーを薦められたのび太がこう反論するんですよ。

「もう少しうまくなってから練習したほうが…」

練習するから上手くなるのに、その練習を避けてたらいつまでもできないまま。ごく当たり前のことなんですが、でも、この言葉ってなかなか奥が深いと思うんですね。



何を始めるにしても最初は誰もがレベル1。そこからある程度できるようになるまでは、個人差はあれ苦戦するもの。右も左もわからない状態で次のステップに進むためには、それなりのエネルギーも必要になります。とはいえ楽しむための準備なんて誰も用意してくれません。レベル1から前に進むためには、自分自身で楽しむ方法を見つけるしかないんです。新しいことに次々チャレンジできる人は、きっとレベル1の楽しみ方を見つけるのが上手い人だと思うんですよ


何事もある程度楽しめるようになるためには、それなりに技術や知識が必要。でもそれらを得るためには練習しなくてはいけなくて。でも上手くなるための練習はなかなか大変なもの。つまり、何事も楽しさを感じるためには、まずそれなりの辛さを乗り越えないといけない。新しいことが続かないのは、その先の楽しさが想像できず、目先の辛さや退屈さが大き過ぎるからなんですよね。だとすれば、のび太が上のように言う心境もわかる気がします。


ゲームであれば、飽きさせない工夫も提供者側にも必要になりますが、それ以上に、自分自身が楽しむんだという心構えはもっと大事。何か自分の得意なことや別の興味あることに結びつける。強引でも結び付ける。そうやって初心者のハードルを少しでも越えやすい心境を自分で作る。そうすることでレベル1の辛さを軽減する。チャレンジ精神を養うには、きっとそういう妄想レベルの無理くりな発想も大事なんじゃないかと思うんですね。


たとえば僕の場合、普段から休日も家でじっと過ごすことは少なく、何のあてもなく降りたことない駅に降りたりしてるので、その際にIngressのポータル探すようにしてます。そうするとポータルを見つけることが徐々に面白くなってきまして。「なんだ、街歩きの好きな僕にはコレ向いてるかも!」と、ようやく初心者の壁を超えるきっかけを掴んできたところです。


そんなことを僕が考える間も、Ingressに誘った後輩(レベル6)がIngressの様子を楽しげに日々聞きに来るわけで。

「まあ…ぼちぼちやってるよ。レベル1だけど」

と、半分興味なさそうに、でも何とか続けてるよという雰囲気を出しながら、苦笑いの日々を送ってます。せっかく誘われたんだし、もう少しだけ続けてみようかと、今日もスマホの画面をたまにポチポチ。レベル1だけど。全然上がらないけど。