素晴らしい! 僕も思わずロコポロ(目から鱗がポロポロの略)ですよ!
AKB48の姉妹グループが新潟にできることに関する、新潟県三条市長のブログなんですが、この記事、ふざけたように見えて、実は地方活性化について大事なことを言ってると思うんですよ。市長はアイドルにも詳しくないそうですが、Negiccoの皆さんの一生懸命ぶりに心打たれ、NGT48が誕生しようとも、Negiccoも共存できる、そんな環境づくりを模索していかなければならないと発起されたようで。その熱い想いに僕も胸打たれちゃいましたよ。
地域にとっては新規参入というのは嬉しいもの。でも新規参入者と既存の参入者の競争が過度になり、どちらかが倒れてしまっては何にもなりません。外からの新規参集を拒むことなく、それでも昔から地元に根付いてきた産業も廃れさせない。地元に常に目を向け続け、地元にとって最適な環境をつくっていく。地域のために活動する方々にとって、その姿勢は忘れてほしくないと思います。
新潟で10年以上も活動してきたNegiccoにとって、NGT48はいわば街に突如現れた大型のイオン。圧倒的なノウハウも技術ももった姉妹グループと共存できるかというと、難しい面もあるんじゃないかな。
こんな記事もありました。この記事ではNGT48がもたらす経済効果についても触れられてまして。特に僕が興味深いと感じたのは、記事のこの部分。
「NGT48が東京に向けて新潟の金を吸い取るシステムとなるのか、それとも新潟に金を運んでくるシステムになるのかが、一番興味深い」と考えている
そうですよね。地元にお金が落ちるかどうかも大事な視点だと思います。
NGT48が新潟でステージをもつことで、ファンが劇場に足を運び、宿泊費や食費なども地元に落ちるという見方もありますが、そうでしょうか。僕はあまりそうは思わないですね。NGT48が新潟に来ても、東京にお金を吸い取られるだけ。地元でお金を使ってくれるという面では、昔から地道に根強く活動しているNegiccoのほうが、ずっと地元のためになるんじゃないかと思いますよ。
ちなみに、そのNegicco、最近アルバムをリリースしたそうで。タイトルも「Rice&Snow」。米と雪。たった二つの単語で新潟をイメージさせてしまう、絶妙なタイトルじゃないですか。これぞ真の新潟愛ですよ!
- アーティスト: Negicco
- 出版社/メーカー: T-Palette Records
- 発売日: 2015/01/20
- メディア: CD
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