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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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今さら見てきた劇場版『まどか☆マギカ 叛逆の物語』

今さらですが見てきました。劇場版「まどか☆マギカ 叛逆の物語」



朝イチの上映を予約してたんですが、当日は朝起きるなりまさかの震度5弱地震。電車は遅れたものの時間通りに着きましたけど、にしても…「まどか☆マギカ」に関わると何かあるんでしょうかね。思えば封切日も台風来てましたし。自然災害の3分の1ぐらいの原因は虚淵じゃないかと思いますが、それはさておき。

実を言うと、新作自体にいい印象を持ってなかったんですよ。テレビ放送で物語は完結しましたし、これ以上新たな作品を作っても蛇足になるんじゃないかと心配してたんですね。で。見た結果。


(以下、ネタばれを含みますので、読みたい方は反転させて下さい)

やや蛇足感は残りましたが…さすがはまどマギ。前評判通り、すごく面白かったです!


最初の40分ぐらいは、皆で仲良く魔法少女たちがナイトメアを倒すという、よくある魔法少女的な展開が続くんですよ。特に5人が「ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテッド!」とポーズを決めるシーンは微笑ましかったですし、魔法少女たちのお茶会のシーンも楽しく見れました。その後は偽物の世界に気付いたほむらがマミと戦ったり、ほむらが魔女化して悪魔になったり、異空間設計の人大活躍のシーンが続くんですが、アクションを求める人も可愛らしさを求める人も、双方にとってよくできた内容だったと思います。でもやっぱり一番の見どころは、ラストのラストで草原の中、ほむらが立ち上がる横で、

傷ついてピクピクしてるキュウべえでしょうね

皆さんの気持ちもわかるんで、とりあえず見せしめでシバいときましたという感じが最高でした! 今回の映画でも諸悪の根源でしたし、今までもやもやした感情を持ってた視聴者も、あの一コマで一気に溜飲下げたんじゃないでしょうか。やっぱアイツにはそれなりの罰が必要ですよね。



テレビ放送が完璧なだけに気がかりもありましたが、それでもほむらがまどかを想うあまり悪魔となり、神を超える存在になるシーンは見てて引き込まれましたし、ほむらとマミの戦闘シーンはまさに圧巻。ただ、ちょっと残念だった点もありまして。それが6人目の魔法少女百江なぎさ

そもそも…6人目の魔法少女って本当に必要? ベベのままで良かったんじゃない?

本当の過去を知るのはさやかだけで充分だと思いますし、百江なぎさの存在だけが終始しっくり来ないんですよ。話題作りのために登場させただけという感じは拭えませんでした。あと、どの上映でも流れるのかは知らないんですが、上映前に始まる西尾維新のキャラによる注意。

あれ、すっごく不要。これから映画が始まるぞという高揚感を削ぐのでぜひ止めてほしいです。


でも、ストーリーもアクションも面白かったですし、ほむらちゃん好き好きな方には辛いシーンもありますけど、僕は絶賛されるべき出来だと思いましたね。