K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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下手の横好きでいいじゃんか。

凄い人っていますよね。

緻密で可愛いイラストの描ける人。鋭い着眼点をもち発想力豊かな文章が書ける人。意外なものを使って綺麗な絵を描く人、などなど。そんな凄い人たちがすぐに登場しては拡散され、絶賛される。そういった技術をもちながら、今までなら褒め称えられることもなかった人が注目されるのは、動画サイトやSNSなど、ネットの力によるものが大きいと思います。

でもその陰で、そこまでのレベルに達しない人にとっては、公言しにくくなってるんじゃないかなあと。


たとえば皆さん、「趣味って何ですか?」と聞かれたら、すぐに答えられますか? 環境や聞かれた相手にもよるところもありますが、すぐには回答できないんじゃないかと思うんです。とはいえ、本当に何もしていないわけではなく、休日に遠くに買い物に行ったり。気が向いた日にふらっと近くを走ってみたり。昔やってたギターを取り出してみたり。でも、それを「趣味」と言えない風潮があるように思うんですね。


というのも「趣味」=「極めるもの」だから。
「下手の横好き」は格好悪いから。


ネットって、凄い人が賞賛される傍ら「下手の横好き」には冷たいように感じるんですよ。でも、小さな範囲の中で自分は凄いと思える、いわゆる「井の中の蛙」でいることも、上達するためのステップとして必要だと思うんですね。ところが、どの分野でも凄い人を簡単に知ってしまうがゆえに、そのレベルに達しない自分が恥ずかしい。やっぱり自分には才能ないから、と諦めやすくなってる。そんな逆効果もあるんじゃないかという気がします。


誰にも言わないけど、好きで続けていることって誰しもあると思うんです。でも、上手くないから人には言いづらい。そんな自分の奥でくすぶってる趣味をもっと大事にしてあげてもいいんじゃないか。凄い人の存在を知って自分が頑張るのはいいことだけど、凄すぎると逆に萎縮してしまう気持ちもわかる。それを見てすぐに「才能ないから」と諦めるより、「才能なくても」やり続けているほうが素晴らしいですよ。




ちなみに僕は鉄道旅行が大好きで、ブログで書いた2、3倍は旅行してますが、いつまで経っても写真はキレイに撮れないし、電車の正式名称すら覚えられません。アニメも見るのは好きですが、最近はほとんど見れてませんし、しかも萌えアニメばっかりで名作を全く見てません。どうしたもんでしょうか。


参考) 趣味は絞らないといけない話 −蕎麦屋
    「好きな事なのに才能が無い」←これほど残酷な事あるか…  −ライフハックちゃんねる弐式