福山潤が竹達彩奈に踏みなじられるアニメ。その名も「えむえむっ!」。
実を言うとコレ、最初は見る気なかったんですよ。ところが、その主人公の声が福山潤と知り、これは凄い変態アニメの予感がすると、僕も見始めたわけでして。ちなみにストーリーは、ドSのヒロインがドMの主人公をいびり倒す、ただそれだけの話。事前に公式サイトで各話のストーリーもチェックしたんですが、
…うん。全く意味が分かりません!
意味不明なストーリー。有象無象の変態キャラ。そしてその中心には福山潤。これはもう、バカアニメファンの血が否応にも騒ぎだすじゃないですか。そんなわけで、録画しておいたアニメを見ることにしました。結果。
さっすが福山潤! セクハラするほうからされるほうまで、変態の演技させたらバッチリですな!
ある意味清々しさすら感じさせる、そのドMっぷりを見るだけでも楽しめますが、さらにその脇をがっちり支えるドSのヒロイン、男性恐怖症、男の娘、危険な姉と母。まさに変わり者のフルコース。話もさることながら、キャラの吹っ飛び具合も申し分なし。いやあ…バカアニメって本当いいものですね! それに本編も凄ければ、スタッフロールもまた凄い。名前の左に「S」や「M」の印があり、制作スタッフがSかMかが一目でわかるようになってるんですよ!
…心底どうでもいい。
声優陣にSかMのマークが付いてるならまだしも、制作スタッフがSかMか知ったところで、この後の人生に1PPMも役立ちません。どうでもいいところに、どうでもいいこだわりが見えますね。もちろん監督はドMのようでしたが。
というわけで、心底どうしようもないアニメ「えむえむっ!」。面白いかといえば面白いのですが、仕事を控えた日曜の夜に見るには、なかなか破滅的な勇気を要しますね。ちなみにこのアニメ、原作はラノベでして。シリーズは何と10作以上もあり、コミカライズもされるほどの人気作品らしいんですよ。
こんなにドMばっかりで、日本は大丈夫かなあ…。