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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st

「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」を見に行って来ました。

行った人の感想を見ると、とにかく「泣ける」というコメントが多いんですよ。「涙線決壊」「涙でスクリーンが見えません」「100万回泣きました」「ええいああ、君からもらい泣き」などなど(一部適当)。無印からのなのはファンとしては、これは聞き捨てならないと、この目で確かめに行って来ました。

今でも局地的に絶大な人気の「リリカルなのは」。映画館にも局地的に大行列ができてるとの話を聞き、わざと片田舎の映画館を選んだんですが、これが結果的に正解。確かに少女とは程遠い人の行列はありましたが、それほど人であふれることもなく、映画もスムーズに見れました。その感想ですが。

泣きはしなかった…でも! めっちゃ感動できます! ぜひおススメです!!



本当にもう…スゴいんです! できるなら僕もこの場で「さてみなさん」と、浜村淳ばりに映画を語りたいところなのですが(むしろ浜村淳に解説してほしいくらいなのですが)、映画をまだ見てない方のために、以下、見たい方は反転させて見て下さい。

基本的には無印なのはのダイジェストなんですよ。僕は当時アニメを欠かさず見ていて、結末も知ってたので泣きませんでしたが、アニメを見ずに映画を見てたら、僕も泣いてたかも知れません。ダレるシーンなど一切なし。とにかくアクションと感動の連続で、上映中はスクリーンから目が離せませんでした。

アニメも充分感動的でしたが、映画で一番良かったと思うのは、フェイトの生みの親・プレシアをしっかり描いていた点ですね。ジュエルシード事件の主犯であり、フェイトにも酷く当たるような親なんですが、僕はプレシアを悪人だとは思わないんですよ。彼女がしたことは当然悪いことなんですが、最愛の娘・アリシアを失った悲しみや、フェイトがアリシアと同じにならない苛立ちが、見てて伝わってきたので、憎めなかったんですね。悪いのは、プレシアよりも安全管理も怠って見切り発車で実験を進めた上の役人ですよ。アイツらをまずディバインバスターでやっつけるべきだと思いますね。

僕はこの作品の一番のテーマは「親子愛」だと思ってます。どんなに悲しくても死者は生き返らない。同じ人間は生まれない。それでも過去に捕われてしまう親の弱さと、それに応えることでしか愛情を得られない子の弱さは、見ていて悲しいですよね。自分の価値観を押し付ける親と、愛情を得られない子。現実にも思うところ、ないでしょうか?

いやぁ…映画って本っ当にいいもんですね〜


なのはの世界について解説するシーンもあり、今まで見てなかった人でも見れる映画だと思いますので、機会がある人はぜひ見てほしいですね。小さい子には内容はまだ難しいかも知れませんが、できれば親子で見てほしいです。親にとっても、子どもへの接し方を考えさせられて、いいかも知れませんよ。

ただ、映画を見る時の周囲の環境は教育上あまり良くないかも