しゅごキャラ!の前だしハヤテの後だし、という実に後ろ向きな理由で見ました、アニメ「絶対可憐チルドレン」。
少年サンデーでは以前から連載されてた有名な作品のようですが、原作は見たことないんですよ。なので、超能力を持つ女の子がドタバタするんだろうなーというくらいの知識で、とりあえず一話を見たその感想。
ああ…何かええ感じやわあ…。
まるで縁側でおじいちゃんがくつろぐかのような感想ですが、というのも、以前からあるドタバタアクションアニメの王道なんですよこれ。ヒロインが突然現われて男をおしりの下敷きにしたり。実に変態チックな悪役が登場したり。局長がヒロインを溺愛してたり。それがアニメを多く知らない僕としては逆に気持ち良くて、全話欠かさずとは言えなくても、休み休みで見てしまうような気がします。
そのヒロイン達ですが、僕としてはやはり野上葵が気になりますね。最初に見た時は、またも関西弁キャラかと思ってましたが、しばらく聞いてると、
「あれ? 何かイントネーションが微妙に大阪弁と違うかも…?」
と、今までの関西弁キャラの発音と比べると、違和感が若干あるんですよ。アニメを見馴れた東京もんにはわからないかも知れませんが、数少ないアニメを深く見てきた浪速っ子レーダーを持つ者にはわかるんです。
(「浪速っ子レーダー」…ネイティブ大阪人のみが持つとされる大阪弁に反応するレーダー。ちなみに声優では植田佳奈、松岡由貴、久川綾の三人の声に鋭く反応)
後で調べてみると、どうやら葵自身は「京都人」という設定。しかも声の白石涼子は奈良県出身。それを意識してわざと大阪弁とは違う発音にしてるのなら、その点は買いたいですね。
それにしても白石涼子って関西弁のイメージなかったなあ…。関西声優界の意外な刺客としてちょっと注目ですね。