大井川鐡道の神尾駅に途中下車してきました。
信楽焼のタヌキの焼き物が目を引くものの、西は急斜面、東は大きな川に囲まれ、周辺には何もない「秘境駅」のひとつ。雨よけだけがあるようなこじんまりした駅なんですが、この駅に降りたのは、実はちょっとした理由があるんですよ。
無人駅の中には、駅を訪れた人が書き込めるよう、有志によって駅ノートが配置された駅があるんですね。この神尾駅もそのひとつですが、その駅ノートが神尾駅はちょっと特徴的でして。そう、「神尾」という名前でピンと来た皆さんは凄い。今日の日付*1でピンと来た皆さんはもっと凄い。ご想像どおり、ここの駅ノートは、
(大きめの写真)
神尾観鈴ちん仕様になってるわけですね。
(タヌキの置物の上にちょこんとノートが置かれてるのも可愛い)
この駅がAIRの舞台になってるわけではないのですが、名前が同じということで、神尾駅の駅ノートは以前から観鈴ちんにあやかったイラストやメッセージが多いんですよ。実は僕、神尾駅の訪問は5年ぶりなんですが、5年経った今もこうして有志の手で駅ノートがずっと受け継がれているんですよね。ノートの保存状態も悪くないし、管理だって行き届いてる。それって本当に凄いことだと思うんですよ。
(5年前に訪れた時の駅ノート。よく見ると「がお」という文字が見えます)
神尾駅は今で言う、いわゆる「聖地」では決してありません。それでも名前をゆかりにファンが愛着をもち、こうして変わらず大事にし続けてるというのは、すごく良いなあと思いましたね。僕が次に訪れる時も変わらず、山間の雄大な景色と可愛い観鈴ちんの姿に癒される場所であってほしいなと願います。