僕は実際に足を運んだわけではなく、行った友人が現状をつぶやいてるのを見ただけなので、
あくまで想像の域を出ないのですが、それでも盛り上がってないんだろうなということは感じます。
批判もいろいろ出てますが、何の当たり障りもない博覧会よりも、
漫画に着目したという発想自体は悪くなかったと思うんですよ。
ただ、その発想を博覧会では全く活かせなかったようですけど。
変にお金があると、気持ちが大きくなるのかも知れませんが、
お金かけただけで今さら感のあるテンプレ的なもの見せられても、そりゃあそっぽ向かれますよね。
博覧会にはよくあることですが、何だかなあ…と思わずにはいられません。
自治体主催のイベントにありがちな、大金かけて新しいものを作ろうとするよりは、
インパクトは少なくても、地元にあるものを徹底的に活用し尽くすほうが、
お金もかからないし、地元にも愛着わくし、長い目で見れば効果はあるように思うんですよ。
たとえばPR部隊のバードプリンセス。復興費まで注ぎ込んだとの話も耳にしましたが、
出来合いのローカルアイドルをポンと作っても、成果なんてないですよ。
それより、地元を中心に頑張るセミプロの歌手やアイドルを少しばかり支援してあげたほうが
規模は小さくても、本人も頑張るだろうし、お金もそれほどかからない。
あと、鳥取のPRキャラとして、リトットはもっと前面に出してもいいと思いますね。
だってあのイデタチは見たらまず忘れませんよ。
鳥取出身でもなければ特に思い入れもないトリンドルを起用しなくても
リトットを全国回らせたほうがPR効果としてはあるんじゃないでしょうか。
それに何と言っても、鳥取出身の声優・下田麻美と若林直美もいるじゃないですか。
この2人をもっと積極的に絡ませてほしかったなあ、と個人的には思います。
(あんまり関係ないかも知れませんが)
と、まあいろいろ偉そうに言いましたが、伸び代はあると思ってるんですよ。
鳥取県がもっと長い目で漫画やアニメに携わる人を支援し、
今ここで叩かれたことを活かしながら、規模は小さくても魅力的なイベントを重ねていくことで、
化ける可能性はあるんじゃないでしょうか。
はちゅねミクを市役所に飾るぐらいの度量あるんですから、
漫画好きの県民を愛して育てる姿勢をもっと見せてほしいです。
がんばれ鳥取県!