皆が「エヴァンゲリヲン新劇場版：Q」で盛り上がってる中、ようやく「魔法少女まどか☆マギカ」劇場版の前編と後編見てきました。何でしょうねこの乗り遅れた感！
上映から1か月ほど経ったものの、行くと今もそれなりに観客もいましたね。クリアファイルの類はもちろん全て完売でしたが、パンフは前編と後編で一冊ずつ買ってきました。で、映画の感想ですが。
いや…あの…すごく良かった！
ストーリーに別段の変化がないことも知ってたし、先の展開も知ってるはずなのに、食い入るように見てましたね。展開も早く、必要なシーンだけをじっくり描かれてて、テレビ放送時よりもずっと見ごたえある話になってました。でも映画化にあたって、やっぱり一番印象的だったのは、
キュウべえの嫌らしさが徹底的に引き立ってたことでしょうね。
キュウべえの目だけを映して、人間の因果や運命を淡々と語るシーンなんて、こっちのソウルジェム汚れそうなぐらい嫌らしかったですよ。あれは演出とはいえ流石だと思いましたね。そのぶん逆に杏子ちゃんがすごくいい子に感じられたのは新たな発見でした。
あと、キュウべえ絡みのちょっとしたツッコみとして、まどかが転生した後の世界で、ほむらが魔女ではなく魔獣と戦うじゃないですか。その時キュウべえが「今日は魔獣がうじゃうじゃいるね！」てなことを呑気に言うんですが、皆さんも思いましたよね。
一番の魔獣はお前や！と。
最後に新作の劇場版の予告が登場しますが、実を言うと、ここで終わってほしい気もしました。その後のストーリーはすごく面白そうなんですけど、何だかんだでまどかが復活してほむらとイチャイチャして終わるんでしょ？みたいなヒネくれた思いを持ってしまったんですよ。なので期待はしてますが、やるなら来年の新作で確実に集結させてほしいですね。本当頼みますよ。
「魔法少女まどか☆マギカ」新劇場版：QBとか止めて下さいね。
