ようやく僕のところでも放送されました。アニメAKB48ゼノグラシア…もとい「AKB0048」。
舞台は地球とは別のある星。芸能活動が禁止された時代に、宇宙規模でゲリラライブを重ねる非合法アイドルAKB0048（公式サイトに本当にそう書いてある）。反対勢力と戦いながらも歌い踊るAKB48の姿に感動し、少女がAKB0048のメンバーを目指すという物語のようで。何だか「あなたのアイドルになりたい」とアイドルがロボットに乗って宇宙に行くアレを思い出さずにはいられないのですが、実際に一話見て思いましたよ。
いやあ…いい感じにゼノグラシアってますね。
ストーリーが悪いわけではなく、絵も話もキャラもすごくいいと思うんですよ。ただ、一流の食材と料理人を集めて超高級な野菜炒めを食べてる感じと言いますか、悪くはないものの、期待し過ぎたがゆえに前評判ほど良くは感じなかったですね。全体的にいろんな話のいいところをミックスした感じなので、AKB0048ならではの新たな展開をどう見せるのかが気になります。
ちなみに中の人ですが、ヒロイン達はAKB48のメンバーがつとめ、物語中のAKB0048は沢城みゆきや堀江由衣といった大御所がつとめるんですね。AKB0048は初代のAKB48、つまり今のメンバーの名前を襲名してるんですが、名前を使われたら簡単に卒業できませんよね。「10代目○○」ってイザコザ起こして辞めたやん！みたいなツッコみが今後起きないか心配です。
というわけで。アイドルが宇宙を目指す「ゼノグラシアモデル」を確立させたアニメ「AKB0048」。かなり評判は良いようですね。「宇宙で女の子が戦いながら歌うなんて、それだけで最高だぜ！ ヒャッホー！」という人ならいいですけど、そうでないなら、あまりAKB48のイメージにこだわらず、アニメはアニメとして見たほうが楽しめるかも知れません。
それにしても、アイドルが宇宙で歌い戦うアニメ、今後量産されるのかなあ…。
