K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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作りたいものが作れない、という辛さ。

毎回コミケで並ばせてもらってるところがあるんですが、今年は新刊が間に合わず、不参加になるそうです。

いつも楽しみにしてただけに残念なんですけど、その方のブログを見てると、描きたいものが思うように描けないみたいで、すごく辛そうなんですね。僕は創作活動には無縁なんですが、作曲や執筆、イラスト描きなど創作活動に関わる人にとっては、納得するものができないことは、想像を絶する辛さなんだろうなあ、と思います。



創作物を公開するということは、自分の作ったものに対して、自分で折り合いをつけることでもあるんですよ。自分の中で一定のレベルに達したことを認め、作品を公開し、意見をもらい、試行錯誤を重ねるうちに、より良いものが出来上がっていく。そんなサイクルを繰り返すうち、実力もつきますが、自分の評価も厳しくなるんですね。そしてある時ふと、自分の作品に納得いかなくなり、筆が進まなくなってしまう。それでも他人からすれば問題ない出来栄えに見えるので、話そうにも辛さがわかってもらえない。そんな出口の見えない辛さも、創作活動してる人にとっては、幾度となくあるんでしょうね。


しかもその方の場合、朝から並んでも新刊が手に入るかどうかギリギリの超大手。人気があるぶん、他人からの期待も、期待に応えるための責任も大きくなり、それだけに自分の中のハードルも下げるわけにいかなくなったのかも知れません。ハードルが高くなるほど、作品の出来は良くなるけど、ハードルに躓いた時の傷も、乗り越えるために費やす努力も大きくなる。本当、大変ですよ。



でも、こればかりは他人が口出しできることではないので、自分で解決するしかないんですよ。納得いくまで作り続けるのもひとつの正解でしょうし、自分の中のハードルを下げてみるのも悪くないかも知れません。深く考えないでいいよと言っても、深く考えざるを得ないから辛いわけで。でもひとつ言えるのは、壁は乗り越えたぶん、必ず成長してるということ。

次は新刊が出てるといいなあ。