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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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「英語」という名のブランド

新卒採用にTOEIC730点以上を掲げる企業が話題になってますね。


内容を見てると、やっぱり賛否両論あるようです。
僕はそれ自体は良いとも悪いとも思わないのですが、
その善し悪しよりも、このニュースへの関心の強さには驚きですね。

コンプレックス、自分磨き、就職を勝ちとる武器…etc。
日本人の「英語」に対する意識は
いい意味でも悪い意味でも、すごく根深いんだなあ、と思ってしまいます。


下に紹介した本の中で詳しく語られてますが、
数ある外国語の中でも、とりわけ「英語」に関しては、
「シャネル」や「ロールスロイス」のように、
高級ブランドになってしまったと僕も思いますね。
つまり、それを持つこと自体が大きな価値であり、ステータスになってしまった。

「英語が話せる」と言うと、「仕事できそう」「グローバル」「賢い」とか、
すごくいいイメージありますよね。
ところが、これが同じ外国語でも「中国語が話せる」なら、
賢そう、グローバル、とはそれほど思いません。
これも本の中で言われてますが、確かにそうなんですよね。


グローバルな時代、英語を話せるということは確かに価値はあるでしょう。
でも、本来の価値以上に、英語の価値だけが一人歩きしてしまって、
「英語ができる人は賢い」という歪んだ価値観を生んでしまうと、
それはちょっとどうなのかな…と思わざるを得ません。
そういう英語のブランド思考は、
小学校から始まる、英語教育にも受け継がれてるのかも知れませんね。


「入社にはTOEIC○点が必須」「社内の公用語は英語」のような流れは
今後どんどん増えていくのかも知れません。
しなければ悪いことが起こるという、ネガティブなモチベーションは、
破綻した時に、大きなコンプレックスを生むこともある。

だからこそ、できない人に恐怖を与えるようなやり方でなく、
英語が話せればこんなに面白いことがある、というポジティブなモチベーションを
持ち続けていたいですね。

例えば「リリカルなのは」や「けいおん!!」を英語で語ってみるとか。


40歳の教科書 親が子どものためにできること ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編

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今日の内容はこの本の影響を強く受けてます。特にデーブスぺクターの章がなかなか面白いですよ。