「現実（リアル）なんてクソゲーだ！」
主人公の桂馬は、ギャルゲー百戦錬磨の「落とし神」。そんな彼のもとにエルシィが現れ、協力して駆け魂を回収することに。しかしそのためには、現実の女の子のハートを奪わなければならない。三次元には興味なしの主人公が、ギャルゲーで得た知識を駆使して現実の女の子を落としにかかる！…と、ストーリー見た時点で僕のハートもロックオン。ストーリーに引かれて見始めるアニメって、最近珍しいですよ。
そんなわけで、一話から見てるのですが、やっぱ面白いです。ストーリーもいいですが、何と言ってもエルシィがまた可愛いんですよ。典型的なドジっ娘なんですが、その声何と伊藤かな恵。あむちゃんや文乃のようなツンキャラも可愛いし、美星やエルシィのような元気娘も萌える。もう伊藤かな恵は神やね！ ツンでも良しデレても良し。彼女こそ真の「落とし神」ですよ！
そんな彼女の落とし神っぷりが発揮されるのが2話。桂馬の「妹」となるべく奮闘するエルシィに「血が繋がってない」と冷たくいい放つ桂馬。その言葉に、エルシィは何と、桂馬の指にかぷっと噛みつくんですよ。驚く桂馬に対し、エルシィはこう言うんですね。
「こ、これで私の中にも、神様と同じ血が流れました…」
…どっきーん！（Komaの胸に衝撃が走った音）
6畳の僕の部屋にも緊急地震速報が来ましたよ。何ですかこの萌える展開は。僕の血があなたの体内に入るですか。その声でそんなこと言われたら、もう僕、全身の血液抜かれてもいいです。血液どころか別の体液も全て捧げます。いやあ…あのシーンは今思い出してもドキドキものですよ！
そんなエルシィの他にも、陸上部のエースや財閥の令嬢、アイドルに図書委員にゲームヒロインと、落とす相手も豊富。しかも、そのキャラ全てにどこか影があるのがいいですね。主題歌もOPはサイバーチック、EDはアイドルポップと、曲調は違うもののどちらもイイ感じ。ストーリーに引かれて見てみれば、キャラも曲も良かったという、まさに申し分なしのアニメ。これぞ神アニメですわ！（特に伊藤かな恵の声が）
ただ…そんな中、唯一気に入らないのが、主人公の外見なんですよ。「オタメガネ」なんて軽蔑されるわりに、スタイルもいいし、顔もいいし。かなりの美形なんですよね。まあつまり何ですか。
二次元も三次元も所詮はイケメンに限るってことですか。
