K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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ダメ夫VS恐妻! 『我が妻との闘争』

一冊の漫画を友人からもらいました。呉エイジ原作の「我が妻との闘争」。

呉エイジKure's HomePageの管理人であり、妻と子供3人の父親。その呉さんが、自分の物欲に関しての妻との闘争を漫画で描いたのがこの本。闘争する妻もいない僕になぜこれを贈ろうと思ったのかわかりませんが、サイトにうつつを抜かすとこうなるぞと言う忠告なのでしょうか。ともかく読んでみました。

読んでますと、確かにすごく面白いです。ホームページのために身や心だけでなく、お金も人情もプライドも捧げた男の生き様がよく表れてますし、それを妻が気に入らず、諸悪の根源のように忌み嫌う様子も笑えます。すごく面白いのですが、ただ冷静になって見てみると、

これは夫が悪いやろ…。


子供居なかったらまだ許せますけど、子供3人居る所帯持ちですよね。なのに夫はPCにお金を使い、自分は家計のために800円のセーター買って…となればそりゃあ妻もキレますよ。それにお金の問題だけではなく、趣味に夢中で自分や子供に構ってくれないのも、妻としてはストレス溜まりますよね。

妻を弁護するわけではないんですが、妻からすれば、趣味が悪いわけではなく、趣味に熱を入れすぎて家族サービスが疎かになってるのが一番許せないんだと思うんですよ。しかもお金がかかる趣味となればもちろん。「付き合うなら、オタク趣味をわかってくれる人がいい」と言う人も多いと思いますが、理解の問題じゃないんですよ。趣味に夢中すぎて、構ってくれないから嫌なんです。極論かも知れませんが、妻や家族のために自分の趣味を横に置けない人は、結婚なんてすべきじゃないです。止めろと言ってるんじゃないです。自分の趣味を横に置ける余裕がすごく大事なんですよ。


この辺は、元相方に振られてみて痛感したことなので、夢中になれる趣味を持ちながら、三次元の彼女と付き合いたいなんて思ってる人は気をつけてほしいと思いますね。でも、もし僕がその相方とそのまま結婚してたらどうなってたでしょう。たぶん今頃、

「アンタは田村ゆかりいう女と家族とどっちを取るつもりなんやー!!
「貴様はサイトの更新が途絶えたら死ぬんかー!!」
お前が言う『かーず』ってどこの誰やねん! ココ連れて来いやー!!」

なんて怒号が飛んでたでしょうね。でも、こんなことを言われて腹が立つようなら、三次元と付き合うことは諦めたほうがいいかも。


何だか女性との付き合い方を妙に考えさせられてしまった一冊でした。

我が妻との闘争 1 (KADOKAWA CHARGE COMICS 15-1)

我が妻との闘争 1 (KADOKAWA CHARGE COMICS 15-1)