木彫りの精霊像から突然女の子の自称神様が現れて一つ屋根の下で暮らすことになりました。さてどうしましょう。
今週から放送開始のアニメ「かんなぎ」。上の一文だけ見ると、またハーレムアニメでも始まったのかと思ってしまいますが、決してドタバタ劇ではなく、自由奔放な神様に振り回されながらも、主人公の大げさ過ぎない戸惑い方が印象的でした。見た目はどう見ても少女の神様・ナギも、神様だけあって、わがままで少し高圧的。常識に疎く着る物も気にせず大胆。ケガレに脅えたり、タイ焼きに感動したり、魔女っ子ステッキに御幣をつけて戦ったり。ド派手というわけではないですが、ポイントはしっかり押さえてるあたり、さすがですね。
このアニメの注目すべきところは、ベタな展開でありながら、安易な萌えに走らないところ。最近のベッタベタな萌えではなく、甘ったるさを抑えたほのかな萌えといった感じ。特に戸松遙の歌うOPが何気にいいです。80年代アイドルを意識した映像に、タイトルも「motto☆派手にね！」。87年のヒット曲、中山美穂の「派手！！」をどことなく思わせるのは気のせいでしょうか。
一話では、主人公とナギしか出番がなく、声だけで幼なじみのつぐみ（Cv：沢城みゆき）が登場。あと、ロリッ子キューティー役は元ボンブラ、「かみちゅ」でもお馴染みのMAKOでした。「かみちゅ」以来3年ぶりですよMAKOの名前見たの。今後はつぐみを始め、ナギの妹のざんげちゃんなども登場するし、もう少し視聴しようかと思います。
それにしても、ヒロインがAカップで、主人公が巨乳好きとわざわざキャラ紹介にあるのは、今後の展開に意味があるんでしょうか。
