K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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オフ充のススメ? 『出逢いの大学』

普通のサラリーマンに超スゴい人脈?

一冊の本を読みました。その名も千葉智之「出逢いの大学」。

何となく「出逢い」というと、出会い系サイトなど、いいイメージは無いかもしれませんが、この本はそんな類の出会いではなく、普通のサラリーマンが人脈を広げるための処世術を書いた本なのですよ。作者の千葉智之さんは、一介のサラリーマンとして仕事に従事する傍らで、コミュニティを中心に「パワー・ランチ」「パワー・ディナー」を主催。さらにメディアの取材を受けたり。各業界のトップと親しかったり。パーティーに呼ばれたり…。

お前は日本でもっとも「自重」という言葉が似合う某ニュースサイターかッ!

そんな皮肉の一つも言ってみたくなりますが、読んでみると、すごく面白かったです。書評にもある通り、驚くようなことは何も書かれてませんし、「毎週知らない人に会いなさい」「昨日と違うことをしよう」など、「無茶言うなー!」と言いたくなることもあります。でも、そんなマイナスを差し引いても、すごくためになったと思うし、今の自分を振り返るきっかけになりました。

人脈のある人ほど、人と出会うことの大切さを知っている。

僕も最近は、まだまだ少ないとはいえ、ネット上の面白そうなイベントや、好きな人に積極的に会いに行くようになりました。そんな集まりに行く度、よく感じることがあります。

自分が思うよりも、人は気楽に会ってくれる。
自分が思うよりも、人は会ったことを覚えてくれている。

僕は友達が少なかったせいか、友達が多くて、いつも輪の中心にいる。そんな人に憧れ続けてきました。幼稚園の時、小学生の時、中学・高校・大学…そして社会人になった今もそれは変わっていません。僕もその人に近づきたいとは思うけど、その人にとっては多くの友達の中の一人なので、僕の存在は印象に残ることもなく、結局あまり仲良くもなれず、逢わなくなるのがオチでした。

そんな僕もネットに出会い、自分のサイトを持つようになり、更新を続けるうち、凄い人の存在を知り、僕もあの人に会ってみたい。そう思える人が出てきました。チャンスを窺っては会おうとするけど、向こうは人気も人脈も雲の上の人。僕のような1ファンなど気にもかけてくれないんだろうな。なんて思ってました。

でも、そんなことないんです。
人脈のある人ほど、人と出会うことの大切さを知ってるんです。
だから、自分を好きでいてくれる初対面の人との出会いを疎かにしないんです。

チャンスは目の前。だから、まずは会いたい人と会ってみよう!

この本は、気分をプラスに持っていくテクニックや相手が望むことを探すコツなど、ライフハック的なことも書かれてますが、その根底にあるのは「とにかく人と会ってみようよ!」という一言なんです。もちろんそれが簡単じゃないことも知ってます。だから、

無理をしない
気楽にできることをする
習慣にする

と、気負うことなく続ければいいと言っているのです。それに今はネットもあるし。mixitwitterもあるし。そして何より、コミケという素晴らしい出逢いのチャンスが一年に二度も用意されています。相手もオタ属性があるのであれば、この場を活かさない手はありません。
人と会うためのツールやイベントは用意されてるのだから、それを活かせば、今のネットライフだって、もっと楽しくなると僕も思うのです。

出逢いの大学

出逢いの大学