日本シリーズが終わりましたね。
僕が生まれ育った大阪というのはどこか不思議な街で。とりたて野球に興味なくても、阪神が好調だと、なぜか街に活気が出たり。僕もなぜか嬉しかったり。不思議とそんな感じがするんですよね。最初は好調なのに後半になって絶不調になったり。期待をもたせながら最後にいつも裏切られ。そんなダメダメ球団なのに、年が明ければつい許してしまうような球団でした。
そして今年もCS進出。相変わらず短期決戦に弱い阪神のことだからと、全く期待せずにニュースを見てたら、予想外の大躍進。まさかの無敗での日本シリーズ進出。甲子園での初戦は投打がかみあった見事な勝利。これはもしかしたら…と、僕も夢見てました。
しかし、そんな無邪気な夢は、はるか遠く。
肝心なところで抑えられ、ここぞの場面で打たれ。
終わって見えたのは、敵の勝利のそばで佇む、見慣れたはずのいつものダメ虎でした。
ツイッターを見ても阪神を惜しんだり、ネタにしたりするツイートは多かったですね。上のリンクも著名阪神ファンのツイートがありますが、あの非情な結末の中で、このコメントができる月亭八方さんは鑑だと思いますよ。確かにその通り。大和選手がいなければ、間違いなくもっと大敗になってました。大和選手、本当にお疲れ様でした。
勝っても負けても大和がMVPや!前に後ろに、超、超、超ファンインプレー
— 月亭八方 (@tsukiteihappo) 2014, 10月 30
これで長かった今年のプロ野球も終わり。夢はまたもお預けとなりましたが、この時期になっても応援できるとは思ってなかったです。芸能界きってのタイガースファンの渡辺謙さんも「終戦。夢は終わり。」なんてつぶやいてましたけど。そんなことはない。
「終わりじゃない。始まりなんだ!」とRTしたいですね。
せめて死ぬまでには、もう一度ぐらい日本一になる姿を見れるかなあ。