K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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萌えの力で街おこしは、そう簡単なものじゃない

美少女イラストに揺れる羽後町 −asahi.com

NHK「クローズアップ現代」でも取り上げられてましたが、
羽後町の場合は、まだ一部の人のノリが先行してる感じが否めないんですよね。

僕はこの手のネタはわりと注目しているのですが、基本的にはすごく賛成なんですよ。
小さな街が、可愛らしいイラストの特産品で知名度を上げ、
興味を持った人が集まり、街が活性化する。すごくいいことじゃないですか。

でも、それを一過性のものにしないための苦労も、並大抵のものではないと思います。


こういう企画は人の目を引くので、ぱっと有名になりますが、人気が消えるのも早いもの。
見る人を刺激し続けるためには、絶えず新しい企画を考え、形にしなくてはいけませんし、
特産品の品質向上だって、もちろん手を休めるわけにいきません。
どんなに萌えイラストで飾っても、特産品本来の味がイマイチでは人気は続きませんし、
地元の協力なしには、企画も形になりません。
羽後町の場合も頑張ってるとは思うのですが、地元との一体感はあまり感じませんよね。


それに比べて、鷲宮が凄いと思うのは、
らき☆すた」を街全体で盛り上げようとする一体感なんですよ。
らき☆すた」がアニメで人気になってから2年も経つのに、
新しい企画を次々と打ち出し、常にファンの目を引き、衰えることがない。

記事によると、イベントやグッズ販売の案内は、
鷲宮町の商工会が全ての商店に声をかけてるんだそうで。
そこまで「らき☆すた」が地域に根付いてることが驚きですし、
それに応える地元の方も凄いと思います。
鷲宮以外では、三陸鉄道久慈ありすも、地元に根付いてきた感じがして、好感持てますね。


可愛さやアニメで街おこしするなら、生半可なものじゃなく、
地元も企業も一般人も巻き込んで、全力でぶつかってほしい。

そこまでの覚悟をもった上で、こういう僕ら好みの企画で街が盛り上がっていくなら、
鉄道ファン兼地方フリークの僕としては、嬉しい限りです。